ピンチヒッターでも準備はバッチリ! トヨタに”復帰”しル・マン戦うロペス「2周目には良い感じだった」
負傷したマイク・コンウェイに代わり、ル・マン24時間レースをトヨタから戦うホセ・マリア・ロペスは、すぐに昨年まで乗っていたGR010ハイブリッドに慣れたようだ。
TOYOTA GAZOO Racingのマイク・コンウェイが、6月6日にサイクリング中の事故で肋骨2本と鎖骨を骨折。6月15日から6月16日にかけて決勝レースが開催されるル・マン24時間レースを欠場することとなり、昨年までコンウェイや小林可夢偉とトヨタ7号車をドライブしていたホセ・マリア・ロペスが代役に選ばれた。
そして6月9日に行なわれたル・マンのテストデーで、ロペスはトヨタGR010ハイブリッドに乗り込んだ。
トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパのテクニカルディレクターであるデビッド・フローリーは、ロペスがすぐに「スピードに乗った」と明かした。
「ラップタイムを見る限り、彼は昨日もクルマを運転していたかのようだった」
「大きな問題もなく、彼はやる気満々だ。彼はすべてのマシンのシステムを使いこなし、スピードを上げるために懸命に努力してきた」
「彼がすでに物事を把握していることが我々にはすでに分かっている。レースでは何の問題もないと確信している」
Photo by: Rainier Ehrhardt
当初は、オートスポート・プロモーションからレクサスRC F を駆り、LMGT3クラスに出場する予定だったロペス。より速いマシンへの乗り換えに懸念もあったようだが、それは杞憂だったようだ。
「(チームから)離れたことがないみたいにカムバックしたよ」とロペスは言う。
「遅いクルマからの乗り換えだということが頭にあったけど……クルマに飛び込んですぐ、”バン”という感じだった。2周目にはすでにすごく良い感じだった」
ロペスはコンウェイがサイクリング中に事故で負傷した際、一緒にトレーニングしていたのだという。
2017年から今季ニック・デ・フリーズに交代するまで、コンウェイ、小林とともにトヨタ7号車をドライブしてきたロペスだが、自分に代役としてラインアップに復帰する声がかかるとは思っていなかったと語った。
トヨタはリザーブドライバー兼テストドライバーに宮田莉朋を起用しているが、彼は今回LMP2クラスのクールレーシングからル・マンに初挑戦する予定であり、より経験が豊富なロペスが選ばれたのだ。
コンウェイの回復が間に合わなければ、7月のインテルラゴス戦でロペス、または宮田が代役を務める可能性があるが、ロペスは代役が今回限りであることを望んでいると語った。
「マイクの代役が1回限りであることを願っている。僕にとってマイクは、兄弟のような存在だからね」
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