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ブルーノ・セナ、WECのサクセス・ハンディキャップに厳しい評価「トヨタと”ちゃんと”レースしたい」

ブルーノ・セナは、WEC残りの3戦でレベリオンとトヨタが適切なレースができるようになることを望んでいる。

#1 Rebellion Racing Rebellion R-13 - Gibson: Bruno Senna, Gustavo Menezes, Norman Nato

写真:: JEP / Motorsport Images

 FIA世界耐久選手権(WEC)は、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断されている。しかし今週末のスパ6時間レースでシーズンが再開され、9月にル・マン24時間レース、11月にバーレーン8時間レースが実施される予定となっている。

 今季、WECのLMP1クラスには複雑な”サクセス・ハンディキャップ”が導入された。これによりプライベーターのレベリオンが、クラス唯一のマニュファクチャラーチームであるトヨタと戦うチャンスを得た。

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 この新しいハンディキャップにより、シーズン序盤を支配したトヨタは重いハンディキャップを背負い、レベリオンは上海とオースティンで勝利を挙げた。

 しかしレベリオンのドライバーを務めるブルーノ・セナは、サクセス・ハンディキャップについて、トヨタとレベリオン間のパフォーマンス差が広がり、どちらかがレースを支配してしまっていると考えている。

「ハンディキャップにより、とても奇妙なシーズンになっている」

 セナはそう語った。

「あるチームが強すぎることもあれば、他のチームが強すぎることもある。もちろん、勝てるクルマが1台だけしかないよりはマシだけど、レベリオンのみんなは『ちゃんとレースがしたい。トヨタが手がつけられないほど速くなければいいんだ』と話している」

「バーレーンではそのチャンスがあったけど、ターン2でジネッタに台無しにされた。トヨタと本当に良いレースができたはずなんだ。残念ながらその後、ギヤボックスにも問題が起きてしまった」

「ほとんどのレースでは、トヨタか僕たちのどちらかが強すぎた。正直に言って少し残念だ」

「どうにかして、ファンのためにもバランスの取れたレースができることを願っている。自分たちのためだけにレースをしているのではなく、みんなに楽しんでもらいたいんだ。だから、最後の周まで戦い続けたい」

 セナは、スパと11月の最終戦バーレーンで、トヨタと互角のレースを繰り広げたいと考えている。一方で、ハンディキャップが適用されないル・マン24時間レースは”退屈なイベント”になる可能性があると警告した。

 スパでは、ランキング首位のトヨタ7号車が1周あたり3.52秒のハンデを負う。一方、レベリオン1号車のハンデは1.58秒となっている。

「僕たちのハンディキャップが少し増えれば、スパは面白いレースになるはずなんだ」とセナは話した。

「スパは僕たちのクルマに合ったコースだと思う。高速コーナーが多くて、僕たちのクルマはそういうコーナーを得意としている」

「だから、スパではトヨタと良いレースができることを願っている」

「ル・マンでも、できる限り速くなろうと努力はするけど、トヨタに対抗できるチャンスはない。退屈なル・マンになるかもしれないけど、もう少しバランスが取れるようにやってみるつもりだ。そして全てが予定通りにいけば、バーレーンはまたとても面白いレースになるはずだ」

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