WEC上海FP2:ジネッタ6号車がセッション初トップ。トヨタ8号車が僅差で続く
WEC第3戦上海のフリー走行2回目は、チームLNTのジネッタ6号車がトップタイムをマークした。
FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦上海4時間レースのフリー走行2回目が行われ、チームLNTのジネッタ6号車が1分48秒127を記録し、セッションを首位で終えた。
6号車のチャーリー・ロバートソンは、90分間のセッション開始から30分の時点でベストタイムをマークした。ロバートソンのタイムは、FP1でトップとなったレベリオン・レーシング1号車のタイムを0.6秒ほど上回った。ジネッタのLMP1マシン『G60-LT-P1』にとっては、2018年のスパでデビューして以来、初めてのセッショントップとなった。
2番手には、トヨタTS050 HYBRIDの8号車が続いた。FP1ではトップから1.3秒以上の差があったトヨタ勢だが、FP2では中嶋一貴がジネッタ6号車と0.061秒差のタイムをマークした。
3番手はブルーノ・セナがベストタイムを記録したレベリオン・レーシングの1号車。トヨタ8号車とは0.1秒差だった。
トヨタ7号車は、マイク・コンウェイが4番手タイムをマークしたが、トップのジネッタ6号車とは0.852秒差となっている。
今回、トヨタの2台は1周あたり2.74秒ものサクセス・ハンディキャップを背負っているが、FP1と比べると8号車は2.4秒ほど、7号車は1.2秒ほどタイムアップした。
LMP2クラスは、FP1と同じくニコラス・ラピエールがドライブしたクール・レーシング42号車がトップ。山下健太が所属するハイクラス・レーシング33号車はクラス3番手だった。
燃料漏れでFP1を走れなかったフェラーリ71号車が、アストンマーチンの2台を抑えてLM-GTE Proクラスのトップとなった。
LM-GTE Amクラスは、デンプシー・プロトンの77号車ポルシェがリード。石川資章とケイ・コッツォリーノが乗るMRレーシングのフェラーリ70号車はクラス5番手だった。
WEC上海 FP2タイム結果
順位 | # | ドライバー | クルマ | クラス | タイム | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | Charlie Robertson Mike Simpson Guy Smith |
Ginetta G60-LT-P1 | LMP1 | 1'48.127 | |
2 | 8 | セバスチャン ブエミ 中嶋 一貴 ブレンドン ハートレー |
Toyota TS050 Hybrid | LMP1 | 1'48.188 | 0.061 |
3 | 1 | ブルーノ セナ グスタボ メネゼス ノーマン ナトー |
Rebellion R13 | LMP1 | 1'48.288 | 0.161 |
4 | 7 | マイク コンウェイ 小林 可夢偉 ホセ・マリア ロペス |
Toyota TS050 Hybrid | LMP1 | 1'48.979 | 0.852 |
5 | 5 | ジョーダン キング Ben Hanley Egor Orudzhev |
Ginetta G60-LT-P1 | LMP1 | 1'49.678 | 1.551 |
6 | 42 | ニコラ ラピエール Antonin Borga Alexandre Coigny |
Oreca 07 | LMP2 | 1'49.754 | 1.627 |
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