「理由は恩義」シロトキン、〝恩人〟SMPからWECに参戦

シェア
コメント
「理由は恩義」シロトキン、〝恩人〟SMPからWECに参戦
執筆:
2019/01/29 10:53

元F1ドライバーのセルゲイ・シロトキンは、世界耐久選手権(WEC)2018/2019シーズンの残りのラウンドをSMPレーシングから参戦することとなった。

 昨シーズン限りでウィリアムズF1チームから放出されてしまったセルゲイ・シロトキンは、SMPレーシングの一員としてBRエンジニアリングのプロトタイプ、BR1を駆って、3月に行われるセブリング1000マイルレースでWECデビューを果たす。

 彼はマテボス・イサキャーンに代わって、エゴール・オルドゼフ、ステファン・サラザンとともに17号車をドライブする。彼はセブリング1000マイルに続いて5月のスパ・フランコルシャン6時間レース、そして最終戦のル・マン24時間レースに参加する。

 SMPレーシングのレギュラードライバーであるジェンソン・バトンは、セブリング1000マイルとスパ6時間がスーパーGTのスケジュールと被っているため、欠場する可能性が高い。しかし、空席となる11号車のシートに誰が収まるかは未だ明らかとなっていない。

 SMPレーシングは、ロシアのSMP銀行のオーナーであるボリス・ローテンベルクが運営するチームで、シロトキンはその支援を受けているドライバーのひとりであり、F1の参戦にもSMP銀行のスポンサードが大きく影響したとされている。

 シロトキンは以前から、F1でドライブできないことが明らかになった時はSMPレーシングからWECに参戦することで合意していて、このシリーズに参戦する理由は「ほとんどが(SMP銀行への)恩義だ」と述べた。

「SMPレーシングの一員として、ロシア国旗の色をまとったマシンでWECに参戦できることはとても名誉なことだし、喜ばしいことだ」とシロトキンは語った。

「僕たちには素晴らしいドライバーラインナップと素晴らしいマシンがある。これがあればル・マン24時間を含めて優勝争いができるはずだ」

 シロトキンのセブリング1000マイル、スパ6時間から先のスケジュールは不透明であるが、ここ数ヵ月の間にWRTアウディからDTMのテストに、マヒンドラからフォーミュラEのテストに参加するなど、様々なカテゴリーで積極的なアプローチを図っている。

次の記事
小林可夢偉、今季はスーパーGTに参戦せず? WEC専念を示唆

前の記事

小林可夢偉、今季はスーパーGTに参戦せず? WEC専念を示唆

次の記事

BMW、1シーズンでWECから撤退も? IMSAのDPiクラスに興味か

BMW、1シーズンでWECから撤退も? IMSAのDPiクラスに興味か
Load comments

この記事について

シリーズ WEC
ドライバー Matevos Isaakyan , セルゲイ シロトキン
チーム SMP Racing
執筆者 Jamie Klein