【ル・マン】クビサ、SMPのマシンをモンツァでテストドライブ
元F1ドライバーのロバート・クビサは、モンツァでSMPレーシングのダラーラLMP2カーをテストすることになった。







元F1ドライバーのロバート・クビサは、5月23〜24日にかけて行われるSMPレーシングのモンツァテストに参加し、マウリツィオ・メディアーニとビクター・シャイターと共に、同チームのダラーラ製LMP2クラスマシン”P217-ギブソン”をドライブすることになる。
「それは僕にとって大きな喜びだ。ル・マン24時間という重要なレースのために、SMPレーシングの準備を手助けするのは、名誉なことだ」
そうクビサを語る。
「2日の間に多くの仕事をこなさなきゃいけないのは間違いない。しかし、マウリツィオやビクター、そしてチームと共に、最適なセットアップを見つけるために、多くの有益な情報を集めなければならない」
F1での優勝経験もあるクビサは、2011年の初めにラリーでの事故で大怪我を負った結果、長くレーシングシーンから姿を消していた。しかし、昨年からサーキットレースに復活。今季はバイコレスのマシンに乗って、LMP1クラスに参戦することが確定していた。
しかし彼は、シーズン前の合同テスト”プロローグ”後にチームを離脱。最近ではGP3やフォーミュラEなど、シングルシーターのテストドライブを行っている。
クビサがモンツァでテストするマシンは、ル・マンでシャイター、インディカードライバーのミカエル・アレシン、そしてルノーF1のリザーブドライバーであるセルゲイ・シロトキンが走らせるマシンである。
「非常にタイトなスケジュールだった。そのため、アレシンもシロトキンも、テストに来ることができなかった」
シャイターはそう説明した。
「しかし、マウリツィオ・メディアーニやロバート・クビサが持つ経験とスキルは、我々のクルマをセットアップするためにまさに必要なものだ」
【関連ニュース】
【FE】ロバート・クビサ、フォーミュラEをテスト。NY戦への布石か
【GP3】クビサ、シングルシーターを復帰後初トライ。GP3テスト参加
【WEC】クビサ、WEC LMP1参戦を断念。「苦渋の判断だった」
【F1】クビサ「F1マシンをドライブしたい。準備はできている」
この記事について
シリーズ | WEC |
ドライバー | Maurizio Mediani , ロバート クビサ , Viktor Shaytar |
チーム | SMP Racing |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |