WEC最終戦バーレーン、トヨタとフェラーリは性能調整が緩和。ランキング首位のポルシェは重量増に
WEC最終戦バーレーンの性能調整が発表され、トヨタGR010とフェラーリ499Pは軽量化と出力引き上げを受けた。
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Nyck de Vries, #50 Ferrari AF Corse Ferrari 499P: Antonio Fuoco, Miguel Molina, Nicklas Nielsen
写真:: JEP / Motorsport Images
今週末にバーレーンで開催される世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン8時間の性能調整(BoP)が発表された。
ハイパーカークラスのドライバーズランキングとマニュファクチャラーズランキングで首位を走るポルシェの963は、マシン最低重量が前戦富士から7kg増の1056kgに。ただ、同時に時速250km以下での最大出力が2kW引き上げられ514kWとなり、その影響が部分的に緩和されている。
富士ではポルシェ6号車が優勝したことで、ケビン・エストレ/アンドレ・ロッテラー/ローレンス・ヴァンスール組はドライバーズランキングで35ポイントの大きなリードを持っている。バーレーンは8時間レースでポイント配分が多く、理論上はフェラーリ50号車やトヨタ7号車にも逆転の可能性がないわけではないが、優勝で得られるのが38ポイント。ポルシェ6号車が下位に沈まない限り逆転は難しい。ポルシェ6号車は、9位以上で自力チャンピオン獲得。フェラーリ50号車がポールポジションを逃せば、8位で十分だ。
マニュファクチャラーズタイトル防衛を目指すトヨタのGR010は、全車でもっとも大きな調整を受け、最低重量5kg減、最高出力は6kW増。一方、時速250km以上の領域での出力増減を調整する”パワーゲイン”は4.2%で、富士に比べて1.2%の減少となっている。
フェラーリの499Pは重量が2kg減らされ最低重量1053kgに。最大出力は10kWのパワーアップで510kWとなる。ただしパワーゲインはマイナス2.2%され、-0.9%となっている。
#50 Ferrari AF Corse Ferrari 499P: Antonio Fuoco, Miguel Molina, Nicklas Nielsen
Photo by: JEP / Motorsport Images
ファニュファクチャラーズタイトル争いはドライバーズタイトル争いより僅差であり、トヨタが10ポイント差でポルシェを追っている状態だ。仮にポルシェ勢がポールポジションを獲得し2位となったとしても、トヨタ勢が優勝できれば逆転が可能な点差となっている。
他の車種については、アルピーヌA424がプラス4kg(1046kg)と1kWの出力削減。キャデラックVシリーズ.Rは2kg(1038kg)と3kWの出力削減とパフォーマンスが落とされている。
BMW Mハイブリッド V8は1kg軽量化されて1036kgとなり、1kWのパワーアップと小幅な調整。プジョー9X8はプラス1kg(1031kg)だが、最大出力は7kW増で上限の520kWとなった。
ランボルギーニSC63のみ重量は1030kgのまま据え置かれた。これは、規則で許可されている最低重量であり、パワーは富士と比べて5kW減となっている。
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