WEC

ホセ・マリア・ロペス、プジョーのWEC参戦に油断せず「トヨタもリラックスしてはいられない」

トヨタのホセ・マリア・ロペスは、プジョーのWEC参戦を前に、トヨタにリラックスする余裕はないと語った。

James Newbold

James Newbold

編集: 2022/02/02 3:14

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Peugeot Hypercar 9X8

 FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているトヨタ7号車のドライバーであるホセ・マリア・ロペスは、新規参戦するプジョーの脅威を軽視しておらず、トヨタにリラックスする余裕はないと語った。

 ロペスは、小林可夢偉やマイク・コンウェイと共に、2021年にWEC連覇を達成。悲願のル・マン24時間レース制覇も果たした。

 しかし今季は、プジョーが新たにハイパーカークラスに参戦。グリッケンハウスも含め、3台のLMH規定マシンが争うことになる。また、アルピーヌも旧型のLMP1マシンで参戦を継続する。

 新たなライバルの登場に加え、もしハイパーカーに何かあれば、すでに信頼性が確立されているLMP1マシンがいるという状況から、ロペスはトヨタが気を抜くわけにはいかないと考えている。

 ル・マンを制し、ジンクスから解放された今年はもっと自由にドライブできるのではないかと訊かれたロペスは、motorsport.comに次のように答えた。

「レースで勝ち、チャンピオンになれば、そのたびに自信がつくし、それがとても大切なことであることは確かだ」

「しかし同時に、チームメイトはとても強力だ。そして僕たちは激しい競争をすることになるだろう。このレベルのスポーツでは、本当にリラックスすることはできない。常に150%の力で自分を追い込まなければならないんだ」

「リラックスしたり、少し離れたりすると、いつも難しい状況に追い込まれるような気がするんだ。特にこのようなレースでは、一瞬たりとも気を抜くことはできない」

「すべてが常に変化していく。スプリントレースのように、エイペックスとブレーキングポイントを決めて、毎周そのポイントに到達するのを繰り返すような、ルーティンワークではないんだ」

「他のクルマをパスする時、コーナーの進入速度も違う。天候も変わるし、チームとコミュニケーションを取らなければならないし、クルマにはたくさんのテクノロジーが搭載されている。それらを100%こなさなければいけないから、本当に気を抜けない」

「ル・マンで勝てたからといって、今年は簡単に勝てるだろうか? いや、常に大変なんだ」

Read Also:

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

Photo by: JEP / Motorsport Images

 トヨタは今年、WECチームの組織改革を実施。小林がドライバーとチーム代表を兼務し、ドライバーから引退した中嶋一貴がToyota GAZOO Racingヨーロッパの副会長として、新たな役割を担うことになる。

 ロペスは、この変更がチームのダイナミクスに変化をもたらすとは思っておらず、チームメイトの小林がチーム代表として成功することに全幅の信頼を置いていると語っている。

 しかし、2014年から2016年にかけてシトロエンで世界ツーリングカー選手権(WTCC)を3連覇し、フォーミュラEではDSヴァージンでレースをしてきたロペスは、2011年以来となるプロトタイプレースへの復帰を果たすプジョーが、最初から競争力を持っていると予想している。

「僕は以前、WTCCでこのグループ(グループPSA)と仕事をしたことがある。それから多くのことが変わったと想うけど、それでも何人かのスタッフ、友人でさえもまだそこにいる」

「彼らはとても優秀で、僕らに対して強力にチャレンジしてくることは分かっている。彼らは僕らをもっと強くしてくれるだろうし、僕らにとっても、みんなにとっても、このシリーズにとっても、とてもいいことだと思うんだ」

「彼らの参戦が楽しみだ。できるだけ早く参戦してくれることを願っている」

 現行のLMH規則では一度ホモロゲーションを受けると、2025年までマシンのスペックが事実上凍結される。そのためプジョーは、開幕戦のセブリングを欠場し、テストプログラムを継続する意向を示している。

 一方で、プジョーが6月のル・マン24時間レースに参加するためには、事前に少なくとも1レースに出場する必要がある。つまり、プジョーがル・マンを戦うためには、少なくとも5月のスパ6時間レースに出場する必要がある。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 WRC王者セバスチャン・オジェのWECフル参戦が決定! リシャール・ミル・レーシングでLMP2をドライブ

次の記事 ランボルギーニ、LMDh参入を”数週間以内”に判断か。7番目のLMDhメーカーに?

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

James Newbold



人々に勇気と感動を与えた“不屈の男”アレッサンドロ・ザナルディ。レースキャリア伝説の瞬間3選

IndyCar

IndyCar

3 ヵ月前

人々に勇気と感動を与えた“不屈の男”アレッサンドロ・ザナルディ。レースキャリア伝説の瞬間3選



マグヌッセン、次の活躍の場は耐久レース。BMWのLMDhプロジェクトに加入し、WECかIMSAに参戦へ「象徴的なブランドを代表して走るのは誇り」

WEC

WEC

Bahrain November testing

2024/12/05

マグヌッセン、次の活躍の場は耐久レース。BMWのLMDhプロジェクトに加入し、WECかIMSAに参戦へ「象徴的なブランドを代表して走るのは誇り」



ノリス、黄旗無視ペナルティは正しい裁定と納得。勝利争ったフェルスタッペンが“チクリ”も「逆の立場なら僕もやる」

F1

F1

カタールGP

2024/12/01

ノリス、黄旗無視ペナルティは正しい裁定と納得。勝利争ったフェルスタッペンが“チクリ”も「逆の立場なら僕もやる」

More from

Toyota Gazoo Racing



小林可夢偉、トヨタTR010のレースペースに自信「予選はまったく意識しない形でここまで準備を進めてきた」|2026年ル・マン24時間レース

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

2 ヵ月前

小林可夢偉、トヨタTR010のレースペースに自信「予選はまったく意識しない形でここまで準備を進めてきた」|2026年ル・マン24時間レース



トヨタは昨年に比べて戦闘力アップ! 小林可夢偉&平川亮がWEC開幕戦決勝に向け意気込み「今年1年楽しみになった」 でもレースは大荒れの天候に?

WEC

WEC

Imola

3 ヵ月前

トヨタは昨年に比べて戦闘力アップ! 小林可夢偉&平川亮がWEC開幕戦決勝に向け意気込み「今年1年楽しみになった」 でもレースは大荒れの天候に?



勝田貴元、初優勝からの連勝でランキング首位に「今後も自分たちの仕事に集中するだけ」

WRC

WRC

Rally Croatia

4 ヵ月前

勝田貴元、初優勝からの連勝でランキング首位に「今後も自分たちの仕事に集中するだけ」

最新ニュース



キャデラック最初の半年間、ポイントゼロでも成長は間違いない!「どんどん良くなってる」とボッタス

F1

F1 F1

オランダGP

55 分前

キャデラック最初の半年間、ポイントゼロでも成長は間違いない!「どんどん良くなってる」とボッタス



大波乱のチャンピオン争い! 14位に終わったウェーレインが戴冠。バーナードが最年少優勝|フォーミュラE最終戦ロンドン

フォーミュラE

FE フォーミュラE

ロンドンE-Prix レース2

8 時間前

大波乱のチャンピオン争い! 14位に終わったウェーレインが戴冠。バーナードが最年少優勝|フォーミュラE最終戦ロンドン



フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」

F1

F1 F1

オランダGP

11 時間前

フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」



ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中

F1

F1 F1

12 時間前

ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録