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ホセ・マリア・ロペス、プジョーのWEC参戦に油断せず「トヨタもリラックスしてはいられない」

トヨタのホセ・マリア・ロペスは、プジョーのWEC参戦を前に、トヨタにリラックスする余裕はないと語った。

Peugeot Hypercar 9X8

写真:: Monza Eni Circuit

 FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているトヨタ7号車のドライバーであるホセ・マリア・ロペスは、新規参戦するプジョーの脅威を軽視しておらず、トヨタにリラックスする余裕はないと語った。

 ロペスは、小林可夢偉やマイク・コンウェイと共に、2021年にWEC連覇を達成。悲願のル・マン24時間レース制覇も果たした。

 しかし今季は、プジョーが新たにハイパーカークラスに参戦。グリッケンハウスも含め、3台のLMH規定マシンが争うことになる。また、アルピーヌも旧型のLMP1マシンで参戦を継続する。

 新たなライバルの登場に加え、もしハイパーカーに何かあれば、すでに信頼性が確立されているLMP1マシンがいるという状況から、ロペスはトヨタが気を抜くわけにはいかないと考えている。

 ル・マンを制し、ジンクスから解放された今年はもっと自由にドライブできるのではないかと訊かれたロペスは、motorsport.comに次のように答えた。

「レースで勝ち、チャンピオンになれば、そのたびに自信がつくし、それがとても大切なことであることは確かだ」

「しかし同時に、チームメイトはとても強力だ。そして僕たちは激しい競争をすることになるだろう。このレベルのスポーツでは、本当にリラックスすることはできない。常に150%の力で自分を追い込まなければならないんだ」

「リラックスしたり、少し離れたりすると、いつも難しい状況に追い込まれるような気がするんだ。特にこのようなレースでは、一瞬たりとも気を抜くことはできない」

「すべてが常に変化していく。スプリントレースのように、エイペックスとブレーキングポイントを決めて、毎周そのポイントに到達するのを繰り返すような、ルーティンワークではないんだ」

「他のクルマをパスする時、コーナーの進入速度も違う。天候も変わるし、チームとコミュニケーションを取らなければならないし、クルマにはたくさんのテクノロジーが搭載されている。それらを100%こなさなければいけないから、本当に気を抜けない」

「ル・マンで勝てたからといって、今年は簡単に勝てるだろうか? いや、常に大変なんだ」

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Photo by: JEP / Motorsport Images

 トヨタは今年、WECチームの組織改革を実施。小林がドライバーとチーム代表を兼務し、ドライバーから引退した中嶋一貴がToyota GAZOO Racingヨーロッパの副会長として、新たな役割を担うことになる。

 ロペスは、この変更がチームのダイナミクスに変化をもたらすとは思っておらず、チームメイトの小林がチーム代表として成功することに全幅の信頼を置いていると語っている。

 しかし、2014年から2016年にかけてシトロエンで世界ツーリングカー選手権(WTCC)を3連覇し、フォーミュラEではDSヴァージンでレースをしてきたロペスは、2011年以来となるプロトタイプレースへの復帰を果たすプジョーが、最初から競争力を持っていると予想している。

「僕は以前、WTCCでこのグループ(グループPSA)と仕事をしたことがある。それから多くのことが変わったと想うけど、それでも何人かのスタッフ、友人でさえもまだそこにいる」

「彼らはとても優秀で、僕らに対して強力にチャレンジしてくることは分かっている。彼らは僕らをもっと強くしてくれるだろうし、僕らにとっても、みんなにとっても、このシリーズにとっても、とてもいいことだと思うんだ」

「彼らの参戦が楽しみだ。できるだけ早く参戦してくれることを願っている」

 現行のLMH規則では一度ホモロゲーションを受けると、2025年までマシンのスペックが事実上凍結される。そのためプジョーは、開幕戦のセブリングを欠場し、テストプログラムを継続する意向を示している。

 一方で、プジョーが6月のル・マン24時間レースに参加するためには、事前に少なくとも1レースに出場する必要がある。つまり、プジョーがル・マンを戦うためには、少なくとも5月のスパ6時間レースに出場する必要がある。

 
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