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新時代を迎えるWEC。トヨタ新車vsアルピーヌの戦いは「性能調整が左右する」

WECに参戦するトヨタはLMH規定の新車両を投入するが、LMP1車両を使うアルピーヌと勝負できるかどうかは、性能調整次第だと考えられているようだ。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

JEP / Motorsport Images

 FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するトヨタは、2021年シーズンから導入されるLMH規定のニューマシンを1月15日に発表する予定だ。

 一方、5シーズンに渡ってLMP2クラスを戦っていたアルピーヌは、2020年9月に最高峰クラスにステップアップすることを発表。マシンは、レベリオンが使用していたLMP1車両をベースにしたものを使用するとしている。これまでのところ、2021年シーズンのWECにLMP1規定の車両を使用して参戦することが決まっているのは、アルピーヌのみだ。

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 LMH規定の車両はLMP1車両よりも大幅に遅くなることが予想されており、トヨタとアルピーヌの戦いには、ふたつのレギュレーション間の性能調整が大きな影響を与える可能性がある。

 トヨタと共にル・マン24時間レースを3連覇した中嶋一貴は、理論上性能面でアドバンテージを持つLMP1マシンとトヨタの新車がフェアに戦えるかどうかは、WECやル・マン24時間を運営するACO(フランス西部自動車クラブ)が行なう性能調整次第だと話した。

「ル・マンはかなり違うものになると思います」と中嶋はmotorsport.comに語った。

「彼らは24時間を問題なく走れるクルマを持っていますし、信頼性も高い。あとは、僕らと彼らの間の性能調整にかかっています」

「僕たちのスピードには限界がありますが、彼らのスピードは性能調整次第です。本当に”政治”次第です。僕たちからすればとてもアンフェアですが、当然ACOは良い競争にしたいと思っているでしょう。2021年のレースは面白くなるはずですし、彼らは強力なライバルになるでしょう」

 2019-20年シーズンのWEC王者である小林可夢偉は、トヨタ勢を過度に抑え込むことでLMH規定への参入を減らしてしまうようなことにならないよう、ACOは慎重になるべきだと語った。

「ACOが性能調整をどうするかはわかりません」

「彼らはとにかくかなり速いです。僕たちは(LMP1時代と比べ)大幅にラップタイムが落ちてしまったので、何が起こるかは分かりません」

「アルピーヌが僕たちより速かったら、誰もハイパーカークラスには来なくなりますから、楽しくはないでしょう」

「僕たちは新車ですし、アルピーヌは経験豊富なチームで、すでに確立されたマシンです。それでもまだ性能調整は発表されていないので、ACOが何をしたいかは分かりません」

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