速報ニュース

WEC 24 Hours of Le Mans

「中嶋一貴の後継者になるかも」初のル・マンで輝き放った山下健太をトヨタが称賛

トヨタのチーム監督であるロブ・ルーペンは、LMP2クラスからル・マン24時間レースに初参戦した山下健太が“非常に良い仕事”をしたと称賛した。

Jamie Klein Filip Cleeren

編集: 2020/09/23 7:47

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#33 High Class Racing Oreca 07 - Anders Fjordbach, Mark Patterson, Kenta Yamashita

 2020年のル・マン24時間レースでは、トヨタのTGR WECチャレンジドライバーである山下健太が、LMP2クラスのハイクラスレーシングから同レースに初参戦した。トヨタLMP1のチーム監督を務めるロブ・ルーペンは、山下が見せた印象的な走りを称賛した。

Read Also:

Related videos:

 日本最高峰カテゴリーであるスーパーフォーミュラ、スーパーGTで活躍し、昨年のスーパーGT GT500クラスではシリーズチャンピオンを獲得した山下は、2019-2020シーズンのWECにフル参戦。アンダース・フィヨルドバッハ、マーク・パターソンと共にハイクラスレーシング33号車をドライブしている。

 チームではエースドライバーという立場になる山下だが、ル・マンでのレースは初となる上に、コロナ禍の影響で事前テストもできないままの挑戦となった。しかし、予選では20台以上が出走するLMP2クラスにおいてトップ6に残り、ポールポジションを決するハイパーポールセッションに駒を進めることに成功。結果的にクラス4番手という好位置からレースを迎えることとなった。

 レースでスタートドライバーを務めた山下は、元F1ドライバーでフォーミュラE王者のジャン-エリック・ベルニュ、同じく元F1ドライバーのウィル・スティーブンスなど、実力者を相手に一歩も引かない走りを見せ、一時はクラス2番手を走行した。最終的に33号車はギヤボックスにトラブルが発生したことによってリタイアに終わったが、山下がレース序盤に見せたパフォーマンスは印象的なものだった。

「健太は非常に良い仕事をしてくれた」とルーペンはmotorsport.comに語った。

「彼が今後に向けてどう成長していくのか、今から注目しておきたいと思う」

「我々にはニック(デ・フリーズ/テスト兼リザーブドライバー)もいるが、彼らにはぜひ成長してもらいたい。現在の(レギュラー)ドライバーを高いレベルに保つためにも、若いドライバーがいるというのは良いことだ」

 トヨタは新規開発のハイパーカーで挑む2021年シーズンは現行のドライバーラインアップを継続するものとみられているが、山下は2022年にトヨタのレギュラードライバーとしてWEC最高峰クラスを戦うチャンスがあると言える。ルーペンは山下への期待を込めてこう語った。

「彼はいつか、(中嶋)一貴の後継者になれるかもしれない」

 また山下本人は、今季のハイクラスレーシングの戦いぶりを考えればル・マンでの予選結果は期待以上であったと言い、チームがクリーンな走りを続けていればクラス5位もあり得たと語った。

「木曜の時点で、マシンのフィーリングは前のレースと比べて良いと思いました。コースもそれほど難しくなかったので、1周目から良いタイムを出すことができました」

 そう山下は言う。

「ハイパーポールに進出できて良かったです。僕のアタックもうまくいきました」

「正直言うと、WECの今シーズンを通してマシンのパフォーマンスには苦しんでいたので、この(予選)結果は期待以上でした。レースでもマシンのパフォーマンスは良かったですし、タイヤのデグラデーション(性能劣化)も他のチームと比べて小さかったように思います」

「トラブルがなければ5位か6位でフィニッシュできたと思うので、少し悔しいです。でもル・マンというのは厳しいレースなので、仕方がないと思っています」

「今回の自分のパフォーマンスにも満足していますし、これからもこの調子で頑張っていきたいです」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 レベリオン、WEC最終戦バーレーンへの参戦を見送り。LMP1クラスはトヨタ2台のみに

次の記事 TGR、ル・マン3連覇を記念してオンラインイベント開催。中嶋らドライバー陣が出演

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jamie Klein



来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

1 ヵ月前

来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 1 ヵ月前

雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

WEC

WEC 4 ヵ月前

WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

最新ニュース



アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

7 時間前

アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判



スプリント2位で初表彰台。でも「運が良かった。実力通りじゃない」新人モレイラは謙虚

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

7 時間前

スプリント2位で初表彰台。でも「運が良かった。実力通りじゃない」新人モレイラは謙虚



ミシュラン、日本GP決勝でソフトタイヤ使用を禁止。スプリントでの消耗受け異例の決定……ウォームアップは20分へ延長

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

8 時間前

ミシュラン、日本GP決勝でソフトタイヤ使用を禁止。スプリントでの消耗受け異例の決定……ウォームアップは20分へ延長



ホンダF1折原エンジニア、アロンソ&ストロール揃っての予選Q2進出に安堵「どんな展開にも対応できるように準備します」

F1

F1 F1

バーレーンGP

8 時間前

ホンダF1折原エンジニア、アロンソ&ストロール揃っての予選Q2進出に安堵「どんな展開にも対応できるように準備します」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録