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ヴァンウォール、ブレーキディスク爆発も”不幸中の幸い”。ビルヌーブ「場所があそこで良かった」

WEC第2戦ポルティマオでリタイアを喫したヴァンウォール4号車。ドライブしていたジャック・ビルヌーブは、トラブルが悪化した場所がラッキーだったと語った。

#4 Floyd Vanwall Racing Team Vanwall Vandervell 680: Tom Dillmann, Esteban Guerrieri, Jacques Villeneuve

写真:: JEP / Motorsport Images

 ヴァンウォール4号車のドライバーとして世界耐久選手権(WEC)を戦うジャック・ビルヌーブは、第2戦ポルティマオ6時間レースでブレーキトラブルによるクラッシュを経験したが、クラッシュした場所はラッキーだったと語った。

 1997年のF1王者であるビルヌーブは、LMH車両である『ヴァンウォール・バンダーベル680』をトム・ディルマン、エステバン・グエリエリとシェアしてWECハイパーカークラスを戦っている。

 ポルティマオでは、途中コース上でストップするシーンがありながらも、走行を続けていた4号車だが、残り1時間あまりのタイミングで右フロントのブレーキディスクが破損。ターン10でクラッシュしてしまった。

関連動画:

「ターン10でトラブルが起きたけど、ターン1よりも確実に良かった」

 ビルヌーブはmotorsport.comにそう語った。

「ブレーキを失うなんて良いことじゃないけど、トラブルが起きる場所としては良かったかもしれない」

「何が起こったかはわかっていたし、バリアに激しくぶつかってはいけないと思っていた」

 ブレーキディスクが爆発し、火を吹いた壊れた瞬間、マシンはスピン。幸い、ランオフエリアで十分に減速できたこともあって、4号車はリヤから軽くバリアに接触する程度で済んだ。

 また、ビルヌーブはチームメイトからドライビングを引き継いた直後のスティントから、ブレーキにトラブルを抱えながら走行していたという。

「ブレーキペダルが長くなり、スティント全体を通してどんどん悪くなっていった」

「フロントブレーキの効きがどんどん悪くなり、コーナーで横向きになることが多くなった。ドライビングが難しくなり、そしてディスクが吹き飛んでしまったんだ」

 レースが終わった段階では、チームとしてはトラブルの原因が掴めていないという。オペレーションの責任者であるボリス・ベルメスは次のように語った。

「唯一言えることは、明らかにブレーキの問題だったということだ」

「しかし、今回ブレーキに苦しんでいたのは我々だけではなかった」

 ヴァンウォール4号車には開幕戦セブリングでリヤサスペンションに不具合が生じたが、これはチーム内で手続き的なミスがあったとチームオーナーのコリン・コレスが説明している。

 そしてビルヌーブは、チームとしてパフォーマンスを一歩も前進させることができなかったことを残念に思っている。

「セブリングはバンプが多くて難しいけれど、ここではもっと競争力があるはずだと考えていた。しかし、今回は速くはなかった」

 
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