「WECメキシコは"我慢のレース"をしていた」とトヨタのデビットソン

8号車トヨタのアンソニー・デビッドソンは、WECメキシコではできるだけ損失を減らすレースをすることになったと認めている。

 前戦WECニュルブルクリンクで今季初めてハイダウンフォース仕様を用意し優勝したポルシェは、WECメキシコでも1-2フィニッシュを決めて、トヨタに圧勝した。

 ル・マン24時間レースからWECメキシコまで3連勝している2号車ポルシェのクルーたちは、年間ランキング2位の8号車トヨタに対し現在41ポイント差をつけている。

 8号車トヨタTS050HYBRIDのクルーであるアンソニー・デビッドソンは、苦戦したWECメキシコについて次のように語った。

「コーナーでのグリップ不足に悩まされた。僕たちが唯一速かったセクションはストレートだけだ」

「彼らに対等に渡り合えるだけのグリップ力がなかったのが明らかなレースだった。特にセクター2ではその弱点が露呈していた」

「個人的に言えば、マシンバランスをとるのにとても苦労したんだ。マシンと全く合わなくて、僕たちはセブ(セバスチャン・ブエミの愛称)に任せることにした。3人の中で最もマシンを乗りこなせていたのは彼だったと思う」

「このレースではチャンピオンシップにおけるダメージをできるだけ受けないようにすることだけを考えた。僕たちがマシンから最大限を引き出しても3位が限界値だった。ポルシェとトヨタが戦えたのはスタートの一瞬だけで、あとは周回遅れになってしまった」

 デビッドソンは、特にトヨタの本拠地であるWEC富士でトヨタの競争力が高まることを期待している。

「メキシコはいつも苦戦させられることは理解していた」

「高度が高いからダウンフォースを最大限に上げることが重要だ。ニュルブルクリンクでも、ダウンフォース不足に悩まされてしまった」

「オースティンはもう少しうまくいくと思う。シーズン残りのサーキットにもチャンスはあるんじゃないかな。特に富士は彼らと同じレベルでなければならないね」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 メキシコ
サーキット アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
ドライバー アンソニー デビットソン
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース