WEC富士決勝:8号車トヨタ、雨と霧を制して優勝! タイトルへ一縷の望み

WEC富士6時間レースの決勝が行われ、8号車トヨタTS050HYBRIDが優勝した。

  WEC富士6時間レースの決勝が行われ、8号車トヨタTS050HYBRIDのセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/アンソニー・デビットソンが優勝した。

 レース前半の3時間では、予選3番手の8号車トヨタTS050HYBRIDが2位以下に大差をつけて首位に立ち、ドライバーズ・タイトル争いで8号車と競っていたポールシッターの2号車ポルシェ919HYBRIDが4番手となった。

 レース折り返し地点である午後2時、8号車トヨタが2度目のピットインを行なった。約2時間にも及ぶ走行を担当したホセ・マリア・ロペスはマイク・コンウェイにバトンタッチ。3番手でレースに復帰した。

 その10分後、悪天候の影響でセーフティカーが1号車ポルシェの前に出た。セーフティカーの出動は本日4度目。

  セッション残り2時間28分のところで、セイフティカーが退いてレースが再スタート。しかしレース再開してすぐにLMP2クラスの13号車レベリオンが24号車に押されて、ターン6でクラッシュを喫した。

 これによりイエローフラッグが掲示され、再びセーフティカーが出動した。

 2時間12分でコースクリアが確認されて、レースが再スタート。

 8号車トヨタがターン1で飛び出して出遅れるも、7号車トヨタがターン2~3にかけて1号車ポルシェを交わしトップに、さらに100Rコーナーで8号車トヨタも2号車ポルシェを攻略して2番手となった。

 トヨタは好ペースでポルシェを再び引き離していくも、数分後(2時間7分)に67号車フォードGTがターン1でコースアウトし、アウト側のガードレールにクラッシュ。その勢いのままグラベルに入り込み、身動きが取れなくなった。この影響でダブルイエローフラッグがターン1~2で掲示された。

 しかし、67号車フォードGTを回収するためにレース運営はフルイエローコーションを発動。これを合図に1号車ポルシェと7号車トヨタがピットインを行なった。

 セッションが4時間を経過しようというところで、フルイエローコーションが解除。しかし富士スピードウェイは再び霧に包まれ始めた。そして残り1時間40分のところで、本日6度目のセーフティカーが出動となった。

 セーフティカーを先頭に隊列はラップを重ねたが、コースは濃霧に包まれ、セッション残り1時間30分で赤旗が提示された。

 約1時間に渡る赤旗中断でトラックコンディションが回復、16時50分よりレース再開が主催者より発表されたためチームはレース再開に向けて準備を行った。しかし、レース終了予定時刻である午後5時の15分前にレース再開することなく、終了することが決定した。

 優勝は8号車トヨタ、2位に7号車トヨタ、3位は1号車ポルシェ。優勝の8号車トヨタのドライバー、中嶋一貴とセバスチャン・ブエミは各々25点を獲得、2戦を残してタイトル獲得に希望を持たせた。

 LMP2クラスは31号車レベリオンがクラス優勝。36号車シグナテック・アルピーヌが2位となった。

 LM-GTE Proクラスが51号車AFコルサ、Amクラスは54号車スピリット・オブ・レースがそれぞれクラス優勝を果たした。

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シリーズ WEC
記事タイプ レースレポート