WEC富士:生憎の雨となったFP1。ポルシェの2台がトップ独占
WEC富士6時間レースのフリー走行1回目が行われ、1号車ポルシェ919HYBRIDがトップタイムを記録した。

FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースが開幕。あいにくの雨となった初日の13日(金曜日)、午前11時より1時間半に渡ってフリー走行1回目が行われ、1号車ポルシェ919HYBRIDがトップタイムを記録した。
セッションが始まるとまず7号車トヨタTS050HYBRIDの小林可夢偉が1分36秒881をマーク。それに姉妹車の8号車トヨタのセバスチャン・ブエミが1分37秒893で続き、トヨタ勢が序盤をリードした。
セットアップを終えたポルシェが走行を開始したのはその5分後。1号車ポルシェ919HYBRIDのニック・タンディとその姉妹車の2号車ポルシェのアール・バンバーが共にトヨタのタイムを上回り、タンディが1分36秒270、バンバーはさらにタイムを縮めて1分35秒660を記録、トップに踊りでた。
セッション開始から30分後、7号車トヨタのホセ・マリア・ロペスが1分36秒010を記録してトヨタのトップタイムとなったが、全体では3番手に甘んじた。その後しばらくはタイム更新がなかったが、セッション終盤になると1号車ポルシェのアンドレア・ロッテラーが1分35秒527を記録して、久々のタイム更新となった。
LMP2クラスは37号車ジャッキー・チェンDCがトップタイム。2番手は28号車TDSレーシングが続いた。なお LM-GTE Proクラスは92号車ポルシェGTチーム、Amクラスは54号車スピリット・オブ・レースがそれぞれクラス首位となった。
フリー走行2回目はこの後15時30分より行われる。
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