【WEC】ウェーバー「上海が僕にとって最後のシャンパンファイトになる」
ポルシェのマニュファクチャラーズタイトルを決めた1号車ポルシェのウェーバーは、ポルシェのモーターレーシングを賞賛した。









WEC上海戦にて1号車ポルシェ919ハイブリッドのマーク・ウェーバーは、チームメイトであるブレンドン・ハートレイとティモ・ベルンハルトと共に今季6回目のポルシェの勝利を収めた。この勝利により、ポルシェのマニュファクチャラーズタイトルが決まった。
今季で引退を表明したウェーバーは、ポルシェが2014年にWECへ復帰して以来達成してきた、チャンピオンマシンを提供するポルシェチームの能力を賞賛した。
「今日はポルシェにとって、チームに2回目のタイトルをもたらした日になった」とウェーバーは語った。
「僕たちは新しい時代で他のライバルたちに強いプレッシャーを与えた」
「ドライバーとして、チーム全体に感謝している。WECはとても難しいカテゴリーだ。オペレーション上で、チームがやっていたような事こそが……これがポルシェのモーターレーシングだ。リアルなデモンストレーションだよ」
「ポルシェのモーターレーシングに関与することができて、このような結果を今週末、またはそれ以外のレースでも出せていることは、僕にとって本当に名誉なことだ。とても特別な気分だよ」
またウェーバーは、上海戦が表彰台の上でシャンパンファイトをする最後のチャンスになるというジョークを付け足した。
「今回のシャンパンファイトは、プロとしてのキャリアの中で最後のものになる。だってバーレーンで、うまくいけばローズウォーターを浴びているだろうからね」
「男は血まみれのシャンパンに憧れるものさ。だからここでやったんだ、そして僕の頭を吹き飛ばしたんだ!」
フロントノーズの破損
1号車ポルシェは、ハートレーの2回目のスティントの終わりに、大きなゴムのかけらが飛んできたことによってフロントノーズを破損した。
その後、破損したフロントノーズを交換するために、1号車ポルシェはピットインを余儀なくされ、ハートレーはベルンハルトにドライバーチェンジをした。その間、チームは少しタイムを失った。
「きっちりと最初の2スティントを走りきる3周前に、フットボールサイズのゴムのかけらがマシンのヘッドライトに当たった」とハートレーは説明した。
「それに当たったけど、ノーズの交換まで素早く行うことができたからよかった。とても素晴らしい仕事だったよ。僕たちにとって本当に完璧な一日だった」
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この記事について
シリーズ | WEC |
イベント | 上海 |
ロケーション | 上海国際サーキット |
ドライバー | ブレンドン ハートレー , Mark Webber |
チーム | ポルシェ・チーム |
執筆者 | Rachit Thukral |