【WEC】トヨタ、財政的に大きなリスクを承知で”3台目”投入を決断

トヨタは、今年のル・マン24時間に3台目のマシンを走らせることに、財政的に大きなリスクを抱えているようだ。

 世界耐久選手権(WEC)に参戦しているトヨタは、今年のスパ6時間レース及び、ル・マン24時間に3台目のマシンを走らせることは、財政的に大きな”リスク”だと認識しているようだ。

 スパとル・マンで3台目のマシンを走らせることをすでに発表しているトヨタだが、トヨタ・モータースポーツのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、その予算を『非常に楽観的』なモノだと表現している。

「例えば、もしアクシデントが何回か起これば、我々は財政的にトラブルに陥り、どこかの時点で大幅な節約をしなければならなくなるだろう」とバセロンはmotorsport.comに語った。

 バセロンは、2017年シーズンの予算は増加しておらず、ル・マンでの追加エントリーはプログラムの他の場所で節約をしたことにより可能になったことを明かした。

「我々は予算の中で管理しなければならなかった。予算は増えなかったんだ」と彼は説明した。

「我々はパフォーマンス目標の達成に影響を及ぼさないように、いくつかの開発項目を削減した。同時に、我々は財政的なリスクを抱えている」

 バセロンは、レースの半分以上をリードしていた2014年のル・マンと、残りわずか3分で勝利を逃した2016年のル・マンでの経験が、2012年にWECに参戦した時以来の3台目のマシンを走らせる原動力になっていると語った。

「過去3年間を見れば、我々は2度、ル・マンに勝つことができるポジションにいた。そして2回とも、1台のマシンはアクシデントに見舞われ、もう1台は1度限りの信頼性の問題でリタイアを強いられるという全く同じシナリオだった」と彼は説明した。

「3年に2回も同じシナリオを経験したことで、3台目のマシンを走らせるという動きが強くなった」

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この記事について
シリーズ WEC , Le Mans
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース