【WEC】プロローグ2日目:トヨタのラピエールが総合トップタイム

イタリア・モンツァでWECで行われた公式テスト最終日である2日目は、トヨタのニコラ・ラピエールがトップタイムを記録した。

 イタリア・モンツァでWEC(世界耐久選手権)で行われた公式テスト”プロローグ”最終日である2日目は、トヨタのニコラ・ラピエールがトップタイムを記録した。

 TS050 HYBRID #7号車には小林可夢偉、マイク・コンウェイ、国本雄資、#8号車には中嶋一貴、アンソニー・デビットソン、ラピエールが乗り込み2日目のテストに臨んだ。 

 セバスチャン・ブエミとホセ・マリア・ロペス、ステファン・サラザンの3人は、メキシコで行われたフォーミュラEに参戦するため、金曜日の新車発表会に姿を見せるに留まり、走行は行わなかった。 

 トヨタ3台目のクルーとしてスパ6時間レースとル・マン24時間レースに参戦するラピエールは、2日目午後のセッション序盤に1分30秒547を記録した。

 そのタイムは、初日最速となったトヨタ7号車を担当するマイク・コンウェイの記録と、2日目午後に最速となった小林可夢偉の1分31秒477に約1秒差をつけた。

 2日目の午後はにわか雨が降り、36号車シグナテック・アルピーヌのマット・ラオがコースオフし、クラッシュした。可夢偉のタイムはその直前に記録されたものだった。

 マシンが回収された後にセッションは再開されたものの、終日トラックコンディションは回復しなかった。

 ポルシェの2日目は、総合3位と4位に終わった。3位は1号車ポルシェを担当するニック・タンディで1分31秒844、4位は2号車ポルシェのクルーであるティモ・ベルンハルトで1分32秒066を記録した。

 今回の合同テストで、TS050ハイブリッドは2台の合計649周、3,719kmを走破した。

 TOYOTA GAZOO Racing 代表である佐藤俊男はTOYOTA GAZOO Racing Newsに対し、次のようにコメントを寄せた。

「低ダウンフォース仕様を評価するのに適した超高速サーキットでシーズン始まりの恒例となる合同テストを行えたのは素晴らしいことでした。合計14時間となる走行時間を活用して多くのデータを得ることが出来、ル・マン24時間レースに向けて充実した準備になりました。また、この週末、サーキットにお越し頂いた多くのファンの皆様には心から感謝を申し上げたいと思います。皆様のおかげで、本番さながらの雰囲気の中でテストを行うことが出来、良い緊張感を持ってシーズンのスタートを迎えられました。2週間後に迎える第1戦シルバーストーン6時間レースでのライバルとの戦いが楽しみです。我々の低ダウンフォース仕様に関しては、ここモンツァでは良い感触を得ることが出来ましたが、引き続き、シルバーストーンで投入する予定の高ダウンフォース仕様の開発に全力を尽くしたいと思います」

 2017年WEC第1戦シルバーストーンは、4月14日(金)に公式練習が開始され、15日(土)の予選を経て、16日(日)に6時間の決勝レースが行われる。 

※コメントはTOYOTA GAZOO Racing Newsより抜粋。

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 プロローグ・モンツァ
サーキット Autodromo Nazionale Monza
ドライバー ニコラ ラピエール
チーム Toyota Gazoo Racing , ポルシェ・チーム
記事タイプ テストレポート