【WEC】ポルシェの参戦撤退発表に対し、プロモーターACOが声明

今季限りでWECから撤退するポルシェLMP1チームに対し、WECのプロモーターであるACOは声明を行なった。

 ポルシェLMP1チームは、今季をもってWEC(世界耐久選手権)から撤退することを発表した。それに先立ち、WECのプロモーターであるACO(フランス西部自動車クラブ/WECとル・マン24時間レース運営組織)は次のように声明を行なった。

「2018年シーズンまでFIA WEC LMP1-Hクラスにメーカー参戦すると確認し、2020年に発行する技術規制の開発に積極的に関与していたポルシェが、2017年シーズン末にLMP1-Hクラスから撤退することを発表した」

「ACOは耐久レースにおいて最も成功したと賞賛を受けるメーカーが今回のような急速な撤退発表を行ったことを残念に思う」

「しかし、WECの存続と質の監視者であるACOとFIAは、今後耐久レースに関わる人々のために、新たなイノベーションを導入し、これまでの耐久レースを卓越すると約束した2018年シーズンの概要を確定すべく取り組んでいる」

「耐久レースがスポーツの最前線であるために、コストと固定費の削減を実現することは明らかであるが、創意と寛容さこそが、壮大で魅力的な選手権のためには必要不可欠であろう」

「これまでとは違った新しいフェーズを迎える2018年世界耐久選手権は、間違いなく競合他社、シリーズのパートナー、ファンを興奮させ、熱狂させることだろう。さらなる情報をお届けできるであろう9月2~3日開催のWECメキシコで、再びお会いできるのを楽しみにしている」

 声明通り、WECはプロトタイプドライバーのために継続して選手権を行うことを表明している。

 GTクラスのスタンディングは、2017年より全て世界選手権として格上げされ、昨年よりLM-GTEプロクラスに復帰参戦を果たしたフォードに続き、2018年よりBMWが同クラスに参戦をスタートさせる。

 なお、LMP1クラスのマニファクチャラーズランキングは、カップステータスに格下げされるようだ。

 WECの代表であるジェラルド・ヌヴーは、アウディが昨年末にLMP1クラスから撤退した際、このシリーズが世界選手権として完全な地位を確立していくためには、シリーズのトップクラスに少なくとも2メーカーの参戦が必要であると言及していた。

 さらに彼は、FIAとの最新の契約であるACOシリーズのプロモーションの条件で、LMP1クラスは3メーカーの参戦が必要とされているとコメントしている。

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