【WEC】一貴「トラブル考えれば選手権争いへのロスは最小限にできた」

WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの決勝が行われ、トヨタの2台は3-4位でレースを終えた。

 世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの決勝が行われた。トヨタ勢はポルシェのレースペースに圧倒され、3-4位でフィニッシュした。

 8号車トヨタはフォーメーションラップが始まってまもなくして、トラブルに見舞われた。隊列から外れた8号車トヨタはピットに戻り、燃料ポンプの交換作業に当たった。これにより、8号車トヨタは優勝争いから脱落した。

 7号車トヨタの小林可夢偉はポールポジションからレースをスタートし、1時間後のピットストップまでポジションを維持した。しかし、小林からステアリングを引き継いだホセ・マリア・ロペスは2台のポルシェに先行を許し、3位へと後退。その後も順位挽回をすべく、懸命にポルシェ2台を追うも、空力的なバランスの低下に見舞われペースダウンしてしまった。

 結局、7号車トヨタはトップから1分遅れでフィニッシュラインを横切り3位入賞。8号車トヨタは、燃料ポンプ交換に20分費やした後、レースに復帰。6周遅れの総合4位でレースを終えた。

 レース後、トヨタ陣営は次のようにコメントを寄せた。

小林可夢偉TS050 HYBRID #7号車): 

「レース序盤は問題ありませんでした。最初のスティントでは我々のペースは良く、首位をキープ出来ました。しかし、その後はバランスが悪くなってしまい、首位争いから脱落してしまいました。正直なところ、金曜日の公式練習走行から厳しいレースになるだろうとは予想していましたが、その通りになってしまいました。とても悔しいですが、何とか最低限のポイントは獲得しましたので、次戦メキシコで巻き返すべく挑戦します」

マイク・コンウェイTS050 HYBRID #7号車): 

「いつもであれば表彰台は喜ぶべきことですが、今日は本心から喜ぶことは出来ません。この週末、いくつかの良い兆候もありました。予選ではポールポジションを獲得出来、決勝レースも序盤は速さを示せました。しかし、空力的なバランスが変わってしまったことでポジションを落としてしまいました。今日のポルシェは、本当に強かったですし、彼らの勝利を祝福します。次戦メキシコでは必ずもっと良いレースが出来るはずなので、楽しみです」

ホセ・マリア・ロペスTS050 HYBRID #7号車): 

「厳しいレースではありましたが、私にとってはWECで初めてとなる表彰台フィニッシュを果たせました。チームの働きのおかげで予選でポールポジションが取れたのは驚きでしたが、決勝レースは簡単ではないと思っていました。私の2スティント目はタイヤが摩耗し、本当に苦しい状態でした。もちろんもっと上位フィニッシュを望んでいますし、努力を続けて次戦では再び速さを見せたいと思っています」

中嶋一貴TS050 HYBRID #8号車): 

「我々にとっては厳しいレースでした。スタート直前のフォーメーションラップ中にトラブルに見舞われ、上位争いのチャンスは失われてしまいました。スピード的にはポテンシャルを見せられたと思いますが、いくつかの問題もありました。4位でフィニッシュ出来たことで、トラブルを考えれば選手権争いへのロスは最小限に留められたとポジティブに考えるべきでしょう」

セバスチャン・ブエミTS050 HYBRID #8号車): 

「本当に残念なレースになってしまいました。スタート時のトラブルで上位争いが出来ませんでした。その後は全力で可能な限り最大のポイントを獲得するために走り続けました。次のレースへと気持ちを切り替え、次戦はもっと力強く戦えることを期待するだけです」

アンソニー・デビッドソンTS050 HYBRID #8号車): 

「望んでいたようなレースは出来ませんでした。我々の#8号車は#7号車と同じ速さがあっただけに、スタート時にトラブルが出てしまい、本当に残念です。表彰台争いが出来なかったのは悔しいですが、少なくとも追い上げて4位でフィニッシュ出来ました。シーズン残りのレースで勝利を狙い、タイトル争いを続けて行きます」

※文中のコメントはTOYOTA Gazoo Racing NEWSより抜粋。

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 ニュルブルクリンク
サーキット ニュルブルクリンク
記事タイプ 速報ニュース