【WEC】上海:小林可夢偉「パンクがなければ、もしかしたら1号車と優勝を争えた」
WEC上海6時間レース決勝:小林可夢偉(6号車トヨタTS050ハイブリッド)のコメント

「予選ももう少しパフォーマンス出したかったけど、残念ながら上手くいかなかった。僕は乗っていないからどうこう言えませんが……トラフィックに引っかかったりして4番手でした。でも、4番手ですから問題はありません。6時間レースですから、予選順位はほとんど関係ないですからね」
「レースでは自信あったんですけど、思ったよりポルシェの1号車が速くて。2号車は何とかなると思ったんです。レース中盤で2号車とやり合って勝ったのが流れのポイントですね。ペース的にはこっちの方が速かったので焦ってはいなかったんですが、あそこであまりロスしないで行かないと1号車との差が広がるので、そこは気をつけました」
「このコースはタイヤのマーブルが酷いから、それを拾うと全然グリップしなくなるので結構大変でしたね。パンクが2回もあったのにとりあえず2位でレースを終えることが出来たので、まずまずかなと思っています」
「パンクは2回あったんです。1回だけならそれほど影響はなかったんですが、2回ですから普通のピットストップ1回分ぐらいの時間を取られたので、それは痛かったですね。パンクがなければ、もしかしたら1号車と戦えていたのかな、という風には思っています。パンクは僕が運転している時じゃなくて、マイク(コンウェイ)の時ですね」
「ピットストップをすると、ポルシェには置いて行かれますね。ピット作業は変わらないと思うんですが、ポルシェは給油時間が短いんですかね。給油の流量は決まっているはずなので変わらないはずですけど、ポルシェは何かが速いんですよね」
「今日の夜の便で帰ります。ホテルがサーキットに近いのでまわりに何もないし……中華料理も食べ過ぎました」
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この記事について
シリーズ | WEC |
イベント | 上海 |
サブイベント | Sunday race |
ロケーション | 上海国際サーキット |
ドライバー | 小林 可夢偉 |
チーム | Toyota Gazoo Racing |
執筆者 | 赤井邦彦 |