【WEC】国本雄資、トヨタTS050でル・マン24時間参戦へ

国本雄資とニコラ・ラピエールが、今年のル・マン24時間とスパ6時間でトヨタTS050の3台目に乗ることが決まったようだ。

 ル・マン24時間レースに必勝を期すため、今季のトヨタはスパ6時間とル・マン24時間の2レースに、3台目のTS050を投入する。このマシンのドライバーには、ステファン・サラザンのみが決まっていたが、そのパートナーとしてニコラ・ラピエールと国本雄資が乗ることが決まったようだ。

 トヨタはモーターランド・アラゴン(スペイン)で、ドライバー選択の意味も込めたテストを行った。そこで国本は素晴らしい速さを見せ、シートのひとつを射止めたとみられる。彼はサラザンよりも速く走ったようだ。

 今週末、イタリアのモンツァではWECのプロローグが行われる。その同じタイミングで、富士スピードウェイでは、スーパーフォーミュラの公式合同テストも行われる。国本はこの富士テストに欠場することになっていて、代わりにチーム監督を務める立川祐路がドライブする。ここからも、国本のWEC参戦を推測することができる。

 一方、国本と共にトヨタのドライバー候補になっているとみられていた平川亮は、落選したようだ。彼は今週末日本にとどまり、中嶋一貴のマシン(VANTELIN TEAM TOM’Sの37号車)をジェームス・ロシターとシェアして走らせることになっている。

 平川はトヨタのシートを得られなかったとしても、G-Drive Racingの一員として、LMP2クラスでル・マンに参戦する可能性がある。

ラピエール、トヨタ復帰へ

 フランスのメディアは先週、ラピエールがトヨタの3台目のシートを得たと報じた。ラピエールは以前にもトヨタに在籍していたが、2014年に複数回ミスを犯したため、シーズン途中でチームを追われることになった。当時ラピエールは、セバスチャン・ブエミとアンソニー・デビッドソンとトリオを組んでいたが、残りのレースはブエミとデビッドソンのふたりだけで戦い、最終的にはその年のタイトルを獲得した。

 ラピエールは昨年、シグナテック・アルピーヌのLMP2マシンを駆ってWEC(世界耐久選手権)に参戦。これまでにル・マンで2勝を挙げている。そして今回、5月に行われるスパ6時間レースでLMP1クラスに復帰を果たす見込みだ。

 なおラピエールが抜けたシグナテック・アルピーヌには、ロマン・デュマが加入するものとみられている。

 トヨタは今週の金曜日、ル・マン24時間に参戦する9人全員のドライバーを、モンツァで発表する予定だ。

Additional reporting by Kunihiko Akai

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この記事について
シリーズ WEC , Le Mans
ドライバー ニコラ ラピエール , 国本 雄資
記事タイプ 速報ニュース