
TOYOTA GAZOO Racingは、12月15日にバーレーンで行われるWECルーキーテストに、山下健太とトーマス・ローラン、そしてニック・デ・フリーズを起用することを明らかにした。
TOYOTA GAZOO Racingは、12月15日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるWEC(世界耐久選手権)のルーキードライバーテストに、トーマス・ローランと山下健太を参加させることを明らかにした。
ローランは今季TOYOTA GAZOO Racingのテスト兼リザーブドライバーを努めつつ、シグナテック・アルピーヌ36号車のドライバーとしてLMP2クラスに参戦。ランキング3位につけている。
一方の山下健太は、今季スーパーGTのGT500クラスで#6 WAKO'S 4CR LC500を駆り、チャンピオンを獲得。またWECではハイクラス・レーシング33号車のドライバーとして、やはりLMP2クラスに参戦している。
ローランはすでに2017年のWECルーキーテスト以来、数回にわたってTS050 HYBRIDをドライブしているが、山下は今回が初走行の機会となる。
またすでに発表されている通り、今季のFIA F2王者であるニック・デ・フリーズも、このルーキーテストでTS050 HYBRIDを走らせる予定だ。
チーム代表の村田久武は、プレスリリースに次のようにコメントを寄せた。
「トーマス・ローランを再びTS050 HYBRIDのコックピットに迎えると共に、非常に才能豊かな若手ドライバーである山下健太とニック・デ・フリースが、初めてTS050 HYBRIDをドライブし、何を感じ、どれだけ適応してくれるのかが大変楽しみです。彼らのドライバーとしてのキャリアの中で、今回のテストは非常に貴重な経験となるでしょう」
「また7月のプロローグ以来のドライブとなるトーマスが、この間のTS050 HYBRIDの進化をどう感じ取ってくれるのかについても注目しています」
WECルーキーテストは、バーレーン8時間レースの翌日である12月15日に行われる予定となっている。
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