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WECシルバーストン:波乱の開幕戦をトヨタ7号車が制す。8号車が2位

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WECシルバーストン:波乱の開幕戦をトヨタ7号車が制す。8号車が2位
執筆:
2019/09/01 15:26

2019-2020年のWEC開幕戦シルバーストン4時間レースが行われ、7号車トヨタTS050 HYBRIDが優勝を飾った。

 2019-2020年のFIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦シルバーストン4時間レースは、7号車トヨタTS050 HYBRID(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が優勝を飾った。

 スタートではポールポジションのトヨタ7号車(コンウェイ)が危なげなくトップをキープ。8号車(セバスチャン・ブエミ)もそれに続いた。一方、チームLNTのジネッタ2台は出遅れ、LMP2クラスのマシンに呑まれてしまった。

 LMP2クラスの2番手からスタートしたユナイテッド・オートスポーツ22号車が3周目に燃料系のトラブルでコース上にストップしたことにより、レース開始5分でセーフティカー(SC)が出動した。約9分ほどで、このSCは解除された。

 レース開始から30分が経過したタイミングで、ジネッタの6号車の右リヤタイヤが脱落するトラブルに見舞われてしまい、スローダウン。しかし幸いにもタイヤはグラベルに転がり、けが人などは出なかった。

 これでコース上はフルコースイエロー(FCY)となった。このタイミングでレベリオン勢がいち早くピットイン。他にも続々とピットインを行うマシンがある中、トヨタ勢はピット作業中にFCYが解除されたことでタイムロスしてしまい、レベリオン1号車がトップに立った。

 トヨタは8号車が3番手、7号車が4番手にポジションダウン。しかしトヨタ勢はレベリオンの2台よりも1周2秒近く速いペースで追い上げていった。

 8号車はレース開始45分の時点で、レベリオン3号車を交わして2番手に浮上。さらにその翌周には、レベリオン1号車も交わしてトップに立った。

 その後、トヨタ7号車もレベリオン1号車に追いつきパスするが、ストレートエンドでは抜き返されてしまう場面も。それでも改めて1号車をオーバーテイクし、レース開始1時間経過を前にトヨタがワンツー体制を取り戻した。レベリオンは1号車のペースが振るわず、チームオーダーで3号車(ロイック・デュバル)が前に出て3番手となった。

 トヨタ勢は40分弱を走行して2度目のピット作業を行った。8号車はブレンドン・ハートレーにドライバー交代。7号車には小林可夢偉が乗り込んだ。

 トヨタでのWECデビューを飾ったハートレーは、7号車の小林との差を10秒ほどにキープしながら走行を重ねていった。すると、レース残り2時間30分の時点で雨雲がサーキットに到来。ピットレーン周辺は一気に雨脚が強まりコンディションが悪化した。

 たまらずレベリオンは2台をピットに入れたが、1号車はピットボックスに止まりきれず、クルーをなぎ倒してしまい大幅にタイムロス。一方、トヨタはすぐに雨が止むと判断し、2台をステイアウトさせた。

 しかしハートレー、小林はコース上に留まるのが精一杯。レインタイヤに交換したレベリオン勢の方が1周15秒速いペースで走れるコンディションとなってしまい、結局トヨタ勢もレース残り2時間15分のところでピットに入り、レインタイヤを履くこととなった。

 なんとかワンツー体制のままコースに復帰したトヨタ勢は、2台のギャップがほぼゼロに。小林がハートレーを交わし、トヨタ7号車がトップを獲り戻した。

 レース折り返しを前に、LM-GTE Proクラス3番手を走っていたフェラーリ71号車とジネッタ6号車が接触。このクラッシュで、再びSCが出動した。マシン側面からウォールにクラッシュした71号車の衝撃は大きかったが、ドライバーのミゲル・モリーナは自力でマシンを降りた。

 すっかり雨も上がり、SC走行中にラインが徐々に乾いていく中、レベリオン3号車が真っ先にピットインしスリックタイヤに交換した。翌周、トヨタ2台を含め各車が続々とピットになだれ込んだ。このタイミングで、LMP2クラスのハイクラスレーシングには山下健太が乗り込み、WECデビューを果たした。

 ここでもいち早くピットインを決断したレベリオンの3号車がトップに浮上。しかしトヨタ7号車が3号車のすぐ背後につけてリスタートを迎えると、すぐさまオーバーテイク。レース残り1時間34分のところで8号車も3号車をパスし、トヨタがワンツーに戻った。

 レベリオン3号車は、”技術規定違反”があったとのことでストップ&ゴーペナルティを受け、トヨタ勢との差が大きく広がった。その後、レース残り1時間あまりのところで、8号車はピットイン。ハートレーから中嶋一貴にドライバー交代した。7号車も翌周にピットに入り、ホセ・マリア・ロペスが乗り込んだ。

 7号車のロペスはコースを飛び出す場面がありながらも走行を重ねていたが、少しずつ8号車の中嶋が差を詰めていった。レース最後の10分は2台が完全にテール・トゥ・ノーズ状態になったが、逆転はなく7号車がトップチェッカー。開幕戦優勝を果たした。

 2位はトヨタ8号車。レベリオン3号車が3位となった。レベリオン1号車が終盤にガレージで修復作業を行ったことで、4位にはジネッタ5号車が入った。

 LMP2クラスは、29号車のチーム・ネーデルランドがレース前半を支配していたものの、SCで差が詰まったタイミングで42号車クールレーシングがオーバーテイク。そのまま29号車を引き離し、優勝を飾った。

 22号車ハイクラスレーシングはクラス7位。結果は振るわなかったが、山下はクラストップ勢と遜色ないペースで走り、その速さの片鱗を見せつけた。

 LM-GTE Proクラスは、雨のタイミングをうまく利用したポルシェの2台がレース折り返しの時点でワンツーに立った。一時は速さで勝るフェラーリ51号車に抜かれるも、51号車にはSC走行中の違反でドライブスルーペナルティもあり、ポルシェ91号車がクラス優勝、92号車が2位となった。

 LM-GTE AmクラスはAFコルサ80号車のフェラーリが優勝。石川資章率いるMRレーシングの70号車フェラーリは、ケイ・コッツォリーノが1周で2台を抜く気合の走りを見せた。これが実を結び、クラス3位で表彰台を獲得している。

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この記事について

シリーズ WEC
イベント シルバーストン
サブイベント Race
執筆者 松本 和己