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WEC開幕戦のライバルはフェラーリとキャデラック? リザーブ就任の中嶋一貴、LMDh参戦の新シーズン勢力図を予想

TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパの副会長を務める中嶋一貴は、WEC開幕戦セブリングを前にチームの準備は順調であり、レースはフェラーリ、キャデラックとの戦いになるのではないかと勢力図について語った。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

Toyota Racing

 WEC(世界耐久選手権)の2023年シーズンが、いよいよセブリングで開幕を迎えた。初日の走行終了後、TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ副会長の中嶋一貴は、フェラーリやキャデラック勢との戦いになってくるのではないかと、開幕戦の勢力図について語った。

 2023年シーズンのWECハイパーカークラスは、フェラーリやヴァンウォールが新たにLMH車両を投入。さらにIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とWECの共通規格であるLMDh規格を使用するポルシェとキャデラックも加わり、昨年とは大きく競争環境が変わっている。

 開幕戦のセブリング1000マイルは既にセッションがスタートしている。初日の走行ではトヨタ勢が速さを発揮しており、7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組)が総合首位タイムを記録。僚機の8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が2番手と、トヨタが良いスタートを切っている。

 セッション後、トヨタのリザーブドライバーでもある中嶋がメディアの取材に応え、現時点では開幕戦はフェラーリが油断のならない存在であり、キャデラックを含めた戦いになってくるのではないかと勢力図予想を語った。

「先週末のプロローグ(テスト)から、我々は非常に順調に進めることができていますし、非常に良いラップタイムを刻めていました」

「ただ、今日になってフェラーリがだいぶペースを上げて来ていて、ロングランのペースを見ていると非常に油断ならない近いところにいると思わせるパフォーマンスを見せています」

「キャデラックもずっと安定してタイムシート上位に顔を出しているので、おそらくセブリングのレースは彼らとの戦いになるのではないかという形がはっきりしてきたかなと思います」

「ですがライバルが誰であれ、速さがどうであれ、まずは自分たちの戦いをしっかりとしなければいけないのが耐久レースの鉄則だと思いますし僕自身もマネジメント役として、そのあたりをチームと一緒に気を引き締めながら戦っていきたいと思います」

 なお今年のWECには、中嶋のスーパーフォーミュラ時代のチームメイトでもあったアンドレ・ロッテラーがポルシェから参戦している。パドックでは少ないながらも言葉を交わしたという中嶋だが、そのポルシェについては苦戦しているように見えると語った。

「ポルシェは、苦労しているように外部からは見えます」

「ただこれは走ってみないと何とも言えないとは思いますが……外から見ているとバンプでの跳ねが一番大きいようには見えています」

「何となく運転は苦労するのかな、とは見てはいますけど、蓋を開けてみないとわからないですね」

 
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