シーズン再開近づくWEC、スパでのハンデ発表。トヨタ2台は1周3秒以上のハンデ背負う
8月半ばのスパ6時間レースでシーズンが再開されるWECは、スパでのサクセスハンディキャップを発表。トヨタ2台は1周3秒以上のハンデを課せられる。
写真:: Paul Foster
WEC(世界耐久選手権)は、シーズン再開初戦となるスパ6時間レースのサクセス・ハンディキャップを発表。ポイントリーダーのトヨタ7号車は1周あたり3.52秒相当のサクセス・ハンディキャップを課せられる。
一方、5ポイント差で僚友を追うトヨタ8号車は、1周3.08秒のハンディキャップとなっている。
これらのハンディキャップは、3月に開催される予定だったセブリング1000マイルレースと同等となっている。セブリングが新型コロナウイルスの影響で中止となり、そのままハンディキャップが持ち越された形だ。ただ、サクセス・ハンディキャップはトラック1周の長さが影響するため、1周7.004kmのスパ・フランコルシャンではハンディキャップが大きくなっている。
2月のオースティン6時間で今季2勝目を挙げたレベリオン1号車は、トヨタ7号車と22ポイント差となっており、ハンディキャップは1周あたり1.58秒。マシンの最低車重は877kgとなっており、前戦よりも30kg重くなっている。
なおトヨタのTS050はハンディキャップの結果、すでに932kgの最大重量に達しており、ハイブリッド出力などを制限することで、ハンディキャップが調整されている。
昨年のル・マン24時間レース以来のWEC復帰となるバイコレスは、レベリオンと同じハンディキャップを受け、車両最低重量も877kgとなるようだ。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments