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WEC、2025年のエントリー台数を”限界ギリギリ”の40台まで拡大目指す「あらゆる可能性をチェックしている」

WECは、2024年のフルエントリーを37台としているが、これを2025年には40台まで拡大する計画を進めている。

Gary Watkins

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公開日時: 2023/11/29 23:07

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 FIA世界耐久選手権(WEC)のフレデリック・ルキアンCEOは、2024年のエントリーリストが発表されたことを受け、2025年は40台まで台数を増やすことを計画していると明言した。

 2024年のWECは、ハイパーカークラス19台、新設のLMGT3クラス18台の計37台で争われる。ただ、ヴァンウォール・レーシングがエントリー却下されるなど、すでに台数は限界に達している。

 しかしルキアンCEOは、「2025年には間違いなく40台になるだろう」と語った。

「オフィスで聞く分には一種の強迫観念のようなものに思えるが、適切なバランスを見つけるのは本当に難しい」

「我々には、全員を受け入れるキャパシティはない。2025年には(エントリー希望が)43台、44台、45台になる可能性がある」

 ルキアンCEOは、ル・マン24時間レースとの関係もあり、40台よりも多くするのは不可能だと強調した。

「WECに参加すると、自動的にル・マン24時間レースの出場資格を得ることになるが、ル・マンでは出場枠が62しかない。我々はそれに注意を払わなければならない」

 WECのエントリー数が40台よりも増えると、レースの主催者であるACO(フランス西部自動車クラブ)とFIAは、関連シリーズであるヨーロピアン・ル・マン・シリーズとアジアン・ル・マン・シリーズ、そして北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権から招待できるマシンの数を減らさざるを得なくなる。

 今年のル・マンでは、ヨーロッパとアジアのシリーズから10台、IMSAから3台が自動エントリーした。

 ACOは2023年限りでLMP2クラスがWECから消滅することを受け、ル・マン24時間レースではLMP2クラス15台のグリッド枠を保証している。

 40台体制への移行計画は、ACOのピエール・フィヨン会長が9月にmotorsport.comに初めて説明したものだ。

 その後、今月上旬にグリッド拡大の計画が棚上げされ、エントリーが37台にとどまることが明らかになったが、参戦台数を増やしたいという願望がシリーズとして持っているということは変わらない。

 2023年のエントリー台数は、それぞれ4月と9月にレースが開催されるイモラとサーキット・オブ・ジ・アメリカズのピット施設のキャパシティによって設定された。

 2025年には、アストンマーチンとハート・オブ・レーシングが少なくとも1台のヴァルキリーLMH仕様を投入する予定であり、ランボルギーニもLMDh車両のSC63を1台から2台に増やすことを目指している。

 最大エントリー数が40台ということは、これらのマシンが加わり、2024年限りで撤退するマシンがなければ、1台分しか残りスペースがないことになる。

 ルキアンCEOは、ピットボックスが40台未満のサーキットでWECがどのように追加車両を収容するかはまだ検討中だと説明した。

「我々はすべてのチームと、議論を進めている。あらゆる可能性をチェックしているんだ。特にLMGT3ではガレージを共有する(各チームがひとつのボックスで2台のマシンを走らせる)可能性がある」

「考慮すべきパラメータはたくさんあるんだ」

 またルキアンCEOは、ピット数に余裕があるサーキットでは追加エントリーが認められる可能性を否定しなかった。

 

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