小林可夢偉が勧める“日本のお店”は……? WEC富士の公式記者会見で珍回答連発
WEC第2戦富士の金曜記者会見は、子供たちからの質疑応答にドライバーたちが答える一幕があり、笑いあふれるひと時となった。
公式記者会見
Motorsport.com / Japan
世界耐久選手権(WEC)の第2戦、富士6時間耐久レースが開幕した。4日(金)に行われた公式記者会見では、小山町立足柄小学校の児童が見学に訪れ、子供たちによる質疑応答の時間も設けられた。そこでは各ドライバーによる迷言、珍回答が連発し、会見場は笑いに包まれた。
まず最初に「日本で何をするのが好きですか?」という質問が飛んだ。AFコルセの71号車フェラーリを駆るミゲル・モリーナは、「日本には昨日来たばかりで、あまり時間がなかったんだ……」 と少し困り気味。するとトヨタ7号車の小林可夢偉「僕はドン・キホーテに行くことをおすすめするよ!」とアドバイスし、意外なチョイスに記者陣、とりわけ日本のメディアには大ウケだった。
続いての質問は「みなさんはどうやって英語の勉強をしましたか?」というもの。すると、小林に「“イングリッシュ・ハンディキャップ”を積んでいる」と言わしめた山下健太に自然と視線が集まった。山下は気まずい表情を浮かべながらも口を開いた。
「えーと……そうですね……。みんな今の内から英語やっておいた方がいいよ!」
会場からは何故か拍手が起こった。
また、会見には日本語、英語、イタリア語を操る“トリリンガル”であるケイ・コッツォリーノ(MRレーシング70号車/フェラーリ)も出席していた。彼と長年親交のある小林は「(イタリアと日本の)ミックスでインターナショナルスクールに通っていたケイはずるい」と語りつつも、海外に行くことで、自らを英語で話さざるを得ない環境に置くのもひとつの手段だと話した。
そして最後の質問は「100年後の自動車はどうなっていると思いますか?」だった。難易度の高い質問にドライバーたちは頭を悩ませていたが、そんな中でトヨタ8号車の中嶋一貴が口を開いた。
「実際、AIや自動運転がどんどんと発達していくと思います」
「けれども、僕たちはこうやってレースをしていて、クルマを走らせる楽しさを感じていますし、それを見ているみなさんにも伝えたいと思っています」
「100年後に普通の移動手段は自動運転になっていたとしても、自分たちで運転できるような環境は残っていて欲しいと思いますし、こういう走っていて楽しいクルマが残っていてくれたらなと思います」
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