熱戦繰り広げられたWEC富士6時間レース、週末を通して過去最高の5万4700人が来場
富士スピードウェイで開催された世界耐久選手権第6戦富士6時間耐久レースでは、過去最高の来場者数を記録した。
9月8日(金)から10日(日)にかけて富士スピードウェイで開催された、世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間耐久レース。3日間を通して5万4700人が来場した。
富士でのWEC開催は2012年から今年で10回目。2020年と2021年はCOVID-19の流行により開催が見送られ、3年ぶりの開催となった2022年大会は4万1000人という来場者数だった。
今年はそこから1万3700人多い来場者がサーキットに訪れたこととなり、昨年比でみると133%増となる。
今年の5万4700人という来場者数は、2016年の5万3200人を超えて過去最高であり、最高峰クラスが再び全盛を迎えたWECへの注目度の高まりを感じさせる。
富士6時間の決勝では、スタートでポルシェが先行するもレース後半にトヨタが首位を奪う展開となり、母国でトヨタがワンツーフィニッシュ。同時に最終戦を残して今季のマニュファクチャラーズチャンピオンも獲得した。
WECハイパーカークラスには今年、トヨタやフェラーリ、プジョーなどといったル・マン・ハイパーカー(LMH)に加えてポルシェとキャデラックのLMDh勢も参戦しており、富士のグリッドには11台のハイパーカーが並んだ。
来季にはランボルギーニやBMW、アルピーヌがLMDhでハイパーカークラスに参戦することとなっており、グリッドもさらに華やぐこととなるだろう。
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