WEC、給油中のタイヤ交換を来季から再び禁止へ。ピット戦略多様性求める

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WEC、給油中のタイヤ交換を来季から再び禁止へ。ピット戦略多様性求める
執筆: Gary Watkins
2018/12/03 10:16

WECの2019/20シーズンから、給油作業中のタイヤ交換が再び禁止されることになるようだ。

 FIAは世界耐久選手権(WEC)において、給油作業中のタイヤ交換を再び禁止することを決めたようだ。

 1994年のル・マン24時間レースから、給油中にその他の作業をすることはレギュレーションで禁止されてきた。

 しかし今季の”スーパーシーズン”では、ピット作業をより短くすることでレースをドラマティックなものしようと、このルールが撤廃された。

 だが、タイヤ交換よりも給油作業の方が長くかかるため、ピットでの停止時間は給油時間に左右されることになった。各チームのタイヤ交換の正確性やスピードにより、差が生じなくなってしまったのだ。

 ピットストップがレースにおいて再び戦略的な役割を持てるよう、スーパーシーズンが終わった後、2019/20シーズンからは再び給油中のタイヤ交換が禁止されるようだ。

 レギュレーションの変更は、11月初めにFIAの耐久レース委員会で合意されており、12月のFIA世界モータースポーツ評議会で承認される予定だという。

 WECはまだ公式にこの決定を認めてはいないが、シリーズの関係者は給油中にタイヤ交換を許可するという新たな試みによって、戦略性が損なわれてしまっていることを認めている。

 ピットクルーがライバルよりも早くタイヤを交換すれば違いを生むことができるようになるため、各チームはこうした動きを支持しているようだ。

 フォードのチーム代表を務めるジョージ・ハワード-チャペルは、motorsport.comに次のように語った。

「ルール変更により、チームとメカニックが再びピットで競争できるようになる」

「つまりメカニックたちの努力により、前を走っていたマシンを追い抜くこともできるようになる。それは素晴らしいことだ」

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シリーズ WEC
執筆者 Gary Watkins