WECプロローグ:トヨタ、8号車が2日目午後にトップ。しかし最速タイムはLMP2クラス

WEC開幕戦を前に、スパ・フランコルシャンで行なわれた公式プレシーズンテスト2日目、午後のセッションでトヨタ8号車がトップタイムをマークした。

WECプロローグ:トヨタ、8号車が2日目午後にトップ。しかし最速タイムはLMP2クラス

 世界耐久選手権(WEC)の開幕戦を前に、スパ・フランコルシャンで行なわれた公式プレシーズンテスト”プロローグ”。その2日目、午後のセッションではトヨタGR010 HYBRIDの8号車がトップとなったが、2日間のテスト最速タイムは、LMP2クラスのGドライブ・レーシング26号車が2日目午前に記録した2分4秒168だった。

 26号車は午前のセッション序盤にニック・デ・フリーズが最速タイムをマーク。これは、テスト初日にユナイテッド・オートスポーツUSAの22号車が記録したタイムを0.7秒ほど上回るタイムだった。その22号車も、フェリペ・アルバカーキが2分4秒284で2番手と好調を維持。アンソニー・デビッドソンがアタックしたJOTA38号車が3番手となっている。

 トヨタ7号車が、午前の4番手。テスト初日はトラブルもあり満足に走行できていなかったが、ホセ・マリア・ロペスがセッション終盤に2分4秒708をマークした。トヨタ8号車は、ブレンドン・ハートレーがセッション序盤に2分4秒798を出し、6番手となった。

 初日と比べるとLMP2クラスとのタイム差もかなり縮まっているが、それでも下位カテゴリーのはずのLMP2クラスの方が速さを見せている。第1セクターと第3セクターではトヨタ勢が速さを見せるものの、ツイスティな第2セクターではより軽量なLMP2マシンに対してタイムを失っている形だ。

 トヨタ勢の間には、LMP2クラスのレーシングチーム・ネダーランド29号車が入った。ただこの29号車は、ブランシモンでLM-GTE Amクラスのアイアン・リンクスの85号車フェラーリとの大クラッシュが発生。両チームが新シャシーを手配するほどの大ダメージで、セッション唯一の赤旗掲示となった。

 なお、LMP1マシンでハイパーカークラスに参戦しているアルピーヌ36号車は、ニコラス・ラピエールが11番手タイムをマーク。ただタイム自体はテスト初日よりも遅い2分5秒772だった。

 午後のセッションでは、セバスチャン・ブエミがドライブしたトヨタ8号車が記録した2分4秒669がトップに立った。

 マシュー・バクシビエールがドライブしたアルピーヌ36号車は3番手、小林可夢偉がアタックしたトヨタ7号車が4番手と、このセッションはハイパーカーが上位に名を連ねた。

 とはいえ、2日間通してペースが良いユナイテッド・オートスポーツUSAの22号車が2番手となっており、ハイパーカークラスとLMP2クラス上位組のパフォーマンスはかなり拮抗しているようだ。

 LM-GTE Proクラスは、ポルシェ勢が好調を維持。92号車が午前、91号車が午後のトップタイムをマークしている。中でも、午前中にケビン・エストレが残した2分12秒916というタイムは、同クラスのマシンより1秒以上速く、LMP2クラス下位のマシンにも迫る好タイムだった。

 LM-GTE Amクラスは初日同様、TFスポーツのアストンマーチン33号車、チーム・プロジェクト1のポルシェ56号車が速さを見せた。33号車が午前、56号車が午後のトップタイムをマークしている。

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