写真:: JEP / Motorsport Images
FIAは、2021年シーズンの世界耐久選手権(WEC)の暫定エントリーストを発表した。全クラス合わせて、33台がエントリーしている。
車両規定が一新されたトップクラスであるハイパーカークラス(LMH)には、計5台がエントリー。ニューマシン『GR010 HYBRID』を投入するTOYOTA GAZOO Racingは、昨シーズンと同様7号車にマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス、8号車にセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレーを起用する。
トヨタと同じくLMH規定のマシンを走らせるグリッケンハウス・レーシングは708号車、709号車の2台がエントリー。しかし、ドライバーは708号車のグスタボ・メネゼス、709号車のライアン・ブリスコ-と、ひとりずつしか明かされていない。
レギュレーションの移行期間であることから、従来のLMP1マシンを使用するのが、36号車のアルピーヌだ。こちらも、ドライバーはアンドレ・ネグラオの1名のみがエントリーリストに載っている。
一方、2021年からWECに復帰するとして、マシンの画像も公開していたバイコレスはエントリーリストに名前がなかった。
LMP2クラスは11台が参戦。ほとんどのチームがマシンにオレカ07を選んでいるが、44号車のARC BRATISLAVAのみがリジェJSP217を使用するようだ。
またこのクラスでは、今季からグッドイヤーがタイヤの単独サプライヤーとなっており、全車がグッドイヤーのタイヤを使用。なお、他クラスのクルマはミシュランタイヤを使用する。
LM-GTE Proクラスを戦うのはわずか4台。昨年のクラスチャンピオンにも輝いたアストンマーチンがWECへのワークス参戦を終了したため、フェラーリとポルシェが2台ずつエントリーしているのみとなっている。
他方、LM-GTE Amクラスは13台と、最もエントリー数が多いクラスとなっている。使われているマシンはポルシェ911RSR-19が5台、フェラーリ488GTEが5台、アストンマーチン・ヴァンテージGTEが3台だ。D'station RacingがTFスポーツと提携してフル参戦することもあり、注目のクラスだと言える。
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