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WECバーレーン2連戦は、スタート時間変えて様相に変化を……超高速”オーバルレイアウト”の使用は実現せず

WEC(世界耐久選手権)の終盤2レースとして開催される予定のバーレーン2連戦は、いずれもグランプリレイアウトを用い、初戦は昼間のレース、2戦目は昼間にスタートして夜にゴールするというフォーマットになるようだ。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Jose Maria Lopez, Kamui Kobayashi

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Jose Maria Lopez, Kamui Kobayashi

JEP / Motorsport Images

 2021年のWEC(世界耐久選手権)は、バーレーンで2週連続でレースを開催し、シーズンを終えることになっている。これはいずれも例年使われているグランプリレイアウトで行なわれるが、開催時間をずらすことにより、両イベント間に差をつけることになるようだ。

 今季のWECは、9月に開催が予定されていた富士6時間レースが中止となったため、バーレーンでのレースが2週連続で開催されることになった。この2戦をもって、2021年シーズンは閉幕することになる。

 そのバーレーンでの初戦は10月30日(土)に決勝レースが開催されることになっており、6時間のレースとなる。これは現地時間の午前11時にスタートし、日が沈むのと同じ頃、17時にチェッカーが振られることになる。

 一方、シーズン最終戦は11月6日(土)が決勝レース。このレースは8時間と長丁場のレースとなる上、スタートが14時、フィニッシュが完全に夜の帷が落ちた後、22時となる。

 これまでのバーレーンでのレースは、フィニッシュ時は常に夜だった。しかし今年のレースは、日の光の下でチェッカーを受ける、同地での最初のレースということになる。

 WECの代表であるフレデリック・レクイエンは、今回の決定について次のように語った。

「1戦を完全に日光の下で走らせ、シーズン最終戦を夜遅くに終えることで、ふたつの異なるタイプのレースを確実に提供することができるだろう」

 また開催地となるバーレーン・インターナショナル・サーキットの代表であるシェイク・サルマン・ビン・イサ・アル・ハリファは、次のように付け加えた。

「これらふたつの対照的なレースは、チームとドライバーに様々な課題をもたらすことになるはずだ」

「バーレーンでのレースへの全ての参加者を歓迎するのを楽しみにしている。そして、今シーズンの非常にエキサイティングな最終戦になることを願っている」

 なおいずれのレースも、5.412kmのグランプリレイアウトを使うことになる。

 WECは当初、2戦のうち1戦を、バーレーンの異なるレイアウトを用いて開催することも検討していた。その候補の中には、昨年のF1サクヒールGPでも採用された、1周3.543kmの”オーバル”状のショートレイアウトも入っていた。

 WECは声明の中で、今回の決断について次のように説明している。

「WECの参戦チームと協議し、全てのフィードバックを考慮した結果、両方のイベントで従来の5.4kmの”グランプリ・サーキット”を使うことが決定された」

「このコースは、特にタイヤに厳しいサーキットとして有名なので、チームとドライバーにとってタイヤの摩耗のマネジメントは、誰が勝つのかということを決める上で重要な要素ということになるだろう」

 なおWECは、最終戦終了後の11月7日に、ルーキーテストをバーレーンで開催することも決定した。このテストでは、現在WEC(世界ラリー選手権)にトヨタから参戦中の”絶対王者”セバスチャン・オジェが、トヨタGR010 Hybridをドライブする可能性がある。

 オジェとトヨタは、ル・マン24時間レース参戦に向けたテストの可能性について話し合っていると言われている。

 

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