
WEC(世界耐久選手権)開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースの予選でポールポジションを獲得したTOYOTA GAZOO Racingの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)。しかし予選後、燃料流量計の申告にミスが見つかり、タイムを抹消されてしまった。これにより7号車は、決勝レースを1周遅れでピットレーンからスタートすることになる。
TOYOTA GAZOO Racingのパワーユニット開発責任者の小島正清部長は、今回の問題に関してmotorsport.comに以下の様に語ってくれた。
「燃料流量計はレースの週末何個か使用出来ますが、申請したシリアルナンバーと合致しないといけません。例えば予選時にはこの申請ナンバーの機器という具合に申請しています。しかし、申請していた番号に記載間違いがあったのです。使用する機器と違っていたんです。予選後の車検で車検委員から指摘されましたが、完全に我々のミスです」
「レースはスタート後他車が1周してからピットレーンからのスタートになります。厳しいですね。約2分遅れに加え、GTカーを抜いていかなければいけない。タイヤも使用可能な本数制限があるので、どのタイミングでダブルスティント行くかどうか判断しなければいけません。勿論戦略を練っていますが、厳しいことには違いありません」
幻のポールポジションになった7号車をドライブする小林可夢偉は、「考えても仕方無いので行くしかありません。僕らドライバーには真相はよく分かりませんが、少しでも早く上位に上がれるように努力します」と話した。
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この記事について
シリーズ | WEC |
イベント | 第1戦スパ6時間 |
サブイベント | 金曜日 予選 |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | ホセ・マリア ロペス , 小林 可夢偉 , マイク コンウェイ |
執筆者 | 赤井邦彦 |
予選タイム抹消のトヨタ、ミス認める「早く上位に上がる努力をする」
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