【WEC】WTCC絶対王者ロペス、WECに挑戦「新たな刺激が必要だった」

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【WEC】WTCC絶対王者ロペス、WECに挑戦「新たな刺激が必要だった」
執筆: 赤井邦彦
2017/04/05 6:34

ホセ・マリア・ロペスは、TOYOTA GAZOO Racingに加入しWECを戦うことになった。WTCC3連覇の”絶対王者”は、何を思ってWECに挑むのか?

Mike Conway, Jose Maria Lopez, Kamui Kobayashi, Toyota Racing
The new Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid and the drivers: Anthony Davidson, Nicolas Lapierre, Kazuki Nakajima, Mike Conway, Kamui Kobayashi, Yuji Kunimoto, Jose Maria Lopez, Sébastien Buemi, Stéphane Sarrazin
The new Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid and the drivers: Anthony Davidson, Nicolas Lapierre, Kazuki Nakajima, Mike Conway, Kamui Kobayashi, Yuji Kunimoto, Jose Maria Lopez, Sébastien Buemi, Stéphane Sarrazin with the rest of the team
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Yuji Kunimoto
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Yuji Kunimoto
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Yuji Kunimoto
Jose Maria Lopez, DS Virgin Racing
Jose Maria Lopez, DS Virgin Racing
Jose Maria Lopez, DS Virgin Racing
Sam Bird, Jose Maria Lopez, DS Virgin Racing
Jose Maria Lopez, Citroën
Champion José María López, Citroën World Touring Car Team, Citroën C-Elysée WTCC
José María López, Citroën World Touring Car Team, Citroën C-Elysée WTCC
José María López, Citroën World Touring Car Team, Citroën C-Elysée WTCC
Polesitter José María López, Citroën World Touring Car Team, Citroën C-Elysée WTCC
ティアゴ・モンテイロとホセ・マリア・ロペスの立ち合い
土俵入りし記念撮影に臨むWTCC参戦ドライバーたち

 今季からTOYOTA GAZOO Racingに加入し、TS050HYBRIDを駆ってWEC(世界耐久選手権)を戦うホセ・マリア・ロペス。ロペスは、昨年までWTCC(世界ツーリングカー選手権)を3連覇。満を持してのWEC参戦である。

 そのロペスは、イタリア・モンツァで行われたWECプロローグの前日、チーム体制発表会の際に話を訊いた。

ーーWECでトヨタに加入。いかがですか? WTCCチャンピオンなど実績は十分です。

「新しいチャレンジです。それも私のプログラムの中で中心に来るものです。それもTOYOTA GAZOO Racingという巨大なチームで、素晴らしいドライバー、強力なクルマと共にル・マン24時間レースに参戦出来るというのは、まるで夢のようです。ル・マンにはこれまで出たことはありませんし、LMP1カーにも乗ったことはありません。初めての経験が続きますが、やる気は満々です」

ーーTOYOTA GAZOO Racingとの出会いはどういう経緯ですか?

「シトロエンがWTCCから撤退すると発表して以来、何か新しいことをしなければと考えていました。選択肢の中にはWECがあって、特にル・マンには出てみたいという希望はあったのですが、そのチャンスを掴むのは簡単ではないことも分かっていました。F1も興味はあるけれどシートを手に入れるのは難しい。そんなときにWECの話が突然やって来たんです。今年の初めにTMGのパスカル・バセロンから電話があって、新しいドライバーを探しているで、テストに参加してみる気はないかとのことでした。ハイブリッドカーの運転は簡単じゃないことは分かっていたので慎重に、出来る準備はすべてやってテストに参加しました。その結果、バセロンからチームに参加してくれと言う電話があった。嬉しかったですね」

ーーWTCCに留まる選択はなかったのですか? ホンダから誘いはなかったのですか?

「留まるとしたら大きな決意が必要だったと思います。WTCCではもう何勝もしているし、チャンピオンも獲った。なにか新しい刺激がないと、同じ場所に何年もいるのは難しい。WECは私にとって何もかも新しい挑戦で、やり甲斐があると思ったこのチャンスを逃すともう二度とWECでは走れないだろうと考えて、バセロンの申し出を受けました」

ーーハイブリッドレーシングカーのドライブは非常に複雑だと聞いています。運転はすぐに慣れましたか?

「クルマ自体が非常にインテリジェントなので、システムはとてもスムーズに働いてくれます。トヨタはハイブリッドシステムに関しては経験が豊富なので安心です。もちろんTS050 HYBRIDは私がこれまで乗ってきたクルマとは一線を画すクルマで、ハイブリッド機構だけじゃなくて空力に関してもWTCCのクルマとは比べものにならない。でも、早急にTS050 HYBRIDを理解して、開幕戦のシルバーストンから全開で走ることが出来るように努力したいと思っています」

ーーTS050 HYBRIDのパワーは強烈です。1000馬力はいかがでした?

「そりゃあ強烈でしたよ。それまで運転していたのはWTCCのツーリングカーでしたから、それと比べてLMP1はコーナーの立ち上がりで1000馬力がいきなりドッカンと来ます。2003年に初めてF1をテストした時以来の衝撃でした」

ーーハイブリッドカーではエネルギー回生など走行中に複雑な操作が要求されます。あなたはフォーミュラEでバッテリーで走るクルマの運転経験がありますが、TS050 HYBRIDの運転はどうでしょう?

「使い方は少しは似ていますが、中身はまったく異なるものです。しかし、とにかく使いこなさないといけないし、それを使って速く走らないといけません。クルマはとてもスムーズに働いてくれるので、エネルギー回生なども思ったより上手くできていると思っています」

ーーハイブリッドカーは初めてでしょうが、仲間とシートをシェアして走るのも初めてだと思います。

「私のキャリアの中では初めての経験ですが新鮮ですね。このシステムを上手く働かせるには3人が兄弟の様にならなくてはいけないということを学びました。情報は全て共有し、自分をトヨタチームの一部にすることが要求されます。でも、それはテストの間に随分と理解出来たと思うので、問題は無いと思います」

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この記事について

シリーズ WEC
ドライバー ホセ・マリア ロペス
チーム Toyota Gazoo Racing
執筆者 赤井邦彦
記事タイプ 速報ニュース