予選レポート

WEC Fuji

WEC富士予選:トヨタ8号車がポールポジション獲得。7号車は辛くも2番手死守

WEC第2戦富士6時間レースの公式予選が行われた。総合ポールポジションはTOYOTA GAZOO Racingの8号車だった。

戎井健一郎

編集: 2022/08/26 1:43

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#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Brendon Hartley

 富士スピードウェイで行われている『2019-2020 FIA 世界耐久選手権(WEC)第2戦 富士6時間耐久レース』。公式予選で総合ポールポジションを獲得したのはトヨタTS050 HYBRIDの8号車で、平均タイムは1分25秒013だった。

 トヨタ勢はまず7号車にマイク・コンウェイ、8号車に中嶋一貴が乗り込んでアタックに向かった。8号車は1分24秒822をマーク。一方で7号車のコンウェイはタイムを計測することなくホセ・マリア・ロペスに交代した。

 ロペスは1分25秒639を計測したが、中嶋一貴の8号車には届かず、チームLNTの6号車ジネッタに0.050秒差まで迫られる苦しい展開となった。

 その後、7号車には小林可夢偉が乗り込み、アタックを開始。しかし6号車を駆るチャーリー・ロベルトソンがGR Supraコーナーの出口でスピン。マシンがコース上にストップしたため、セッションは3分35秒を残して赤旗中断となった。小林は1分25秒125を記録するが、このタイムは抹消されてしまった。一方で6号車はトヨタ勢を脅かす位置につけていただけに、大きな痛手となった。

 約10分の中断を経てセッションが再開され、各車が最後のアタックへと入っていった。8号車はコースインせず、7号車には再び小林が乗り込んだ。小林は”ユーズドタイヤ”で1分25秒968を記録し、なんとか2番手を手にした。

 これでトヨタ8号車のポールポジションが確定。2番手は0.790秒差でトヨタ7号車。7号車は2番手の座こそ守ったが、今季から導入されたサクセス・ハンディキャップの影響もあってか苦しいセッションとなった。3番手以下はLNT6号車、レベリオン1号車、LNT5号車となった。

 LMP2クラスはジャッキー・チェン・DCレーシング37号車がポールポジションを獲得。山下健太を擁するハイクラスレーシング33号車はクラス4番手となった。

 LM-GTE Proクラスはフリー走行から好調だったポルシェ91号車がポールポジションを獲得。同車の平均タイムは1分37秒356だった。また、僚友の92号車はミカエル・クリステンセンがコカ・コーラコーナーの出口でクラッシュするなどクラス最下位に終わり、ポルシェ勢は明暗の分かれる結果となった。

 LM-GTE Amクラスはチームプロジェクト1の57号車ポルシェがポールとなった。一方でFP2、FP3とトップタイムだったTFスポーツ90号車のアストンマーティンはクラス2番手に終わった。昨年の富士でポールポジションを獲得したデンプシー・プロトン88号車のポルシェは、星野敏もアタックを担当しクラス6番手、石川資章率いるMRレーシングはクラス10番手に終わった。

→【リザルト】2019-2020 WEC第2戦 富士6時間耐久レース:予選結果

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