【WRX】ソルベルグ、GRXビートル技術を踏襲したRX仕様ポロを公開

ペター・ソルベルグ率いるPSRXフォルクスワーゲン・ワールドRXスウェーデンチームは、今季参戦用のポロGTIを発表した。

 3月20日の午後、ストックホルムでPSRXフォルクスワーゲン・ワールドRXスウェーデンチームは、今季参戦用のポロGTIを発表した。

 同チームは、世界ラリークロス選手権(WRX)に参戦中のペター・ソルベルグがオーナーを務めている。ソルベルグは、チームメイトとして新たにヨハン・クリストファーソンを迎え、ノルウェーのフォルクスワーゲン・モータースポーツの支援を受けながら、2017年WRXに参戦することを今年の1月に表明していた。

 新しいWRX車両であるポロは、世界ラリー選手権(WRC)でタイトルを勝ち取ったポロをベースとしており、現在はフォルクスワーゲンの本拠地であるハノーファーで開発されている。

 今回の発表会でソルベルグは次のように語った。

「僕たちはこれからの戦いに向けて尽力している。とても楽しいよ」

「多くのやるべきことがあった。今は、チーム全員がハノーファーで熱心に作業に取り掛かってくれている。僕はそこで多くの情熱を見ることができて嬉しく思っている」

「様々なスポーツや他のラリークロスチームに関わる機会があったが、みんなが分かっているように僕は頑固な人間だ。だから自分が納得できるまでやり遂げたい。もちろん、現状のアグレッシブなマシンの仕上がりに満足しているが、他のライバルたちにも警戒しなければならない」とソルベルグは冗談交じりに言った。

 昨シーズンのWRXで総合2位に入賞したクリストファーソンは、今年の冬の全てのテストに参加し、ソルベルグに協力した。

 クリストファーソンは次のように語った。

「強豪のひとつであるフォルクスワーゲングループのレースドライバーとして、ここにいることを誇りに思っている」

「僕はペターのチームメイトとして、シーズンをスタートすることを本当に楽しみにしているよ。これまでのテストで、僕たちはうまく働けていると思う。僕たちは協力的な関係を築けている」

 フォルクスワーゲンのWRXプロジェクトマネージャーであるファブリス・ファン・エルトフェルデは、ソルベルグのレースエンジニアを兼務し、ソルベルグの妻であるパーニラは、引き続きチーム代表とソルベルグのサポート役を担う予定だ。

 またチームは、フォルクスワーゲン・モータースポーツのテクニカルディレクターであるフランソア-シャビエル・ドメゾンとも再び仕事をすることになる。

 以前、ソルベルグとドメゾンは、スバルWRCチームとソルベルグのプライベートWRCチームに所属していた際、協力関係にあった。

 新しいポロは、フォルクスワーゲンの持っているグローバルRXビートルのエンジンの技術を使用していることをドメゾンは明らかにした。

「3ヵ月半ほどの作業のため、革新的なことはない。我々は2014年のWRCカーを、ラリークロスのレギュレーションに合わせた」

「トランスミッションとクーリングはラリークロスのために特化した。エンジンはグローバルRX用のものを使用した。これは大きな進歩だ」

 フォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクターであるセブン・スミーツは、2017年シーズンのチームの目標について語った。

「誰もが懸命に作業してくれている。我々はバルセロナに集中しているのだ」

「勝てる車両に仕上がるのを願うと同時に、今季の終盤にはいくつか優勝できることを望んでいる。素晴らしいシーズンを迎えたい」

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この記事について
シリーズ World Rallycross
ドライバー Petter Solberg
記事タイプ 速報ニュース