オジェ「Mスポーツとの勝利によって今までで最も"強い感情"がこみ上げた」

セバスチャン・オジェは、2017年WRCタイトルを獲得することはキャリア内で最も感情的な瞬間になったと語った。

 セバスチャン・オジェは、Mスポーツの一員として2017年WRCタイトルを獲得することはキャリア内で最も感情的な瞬間になったと語った。

 2013年~2016年、当時フォルクスワーゲンに所属していたオジェは、4年連続チャンピオンに輝いた。しかし2016年末にフォルクスワーゲンがWRC参戦から撤退を発表。いくつかのチームとの交渉の末、オジェは2017年シーズンよりMスポーツに加入した。

 新たに加入したチームのクルマであるにもかかわらず、オジェは先週末行われたラリー・GBで今季タイトルを獲得し、5度目の王者に輝いた。さらにMスポーツもマニファクチャラーズチャンピオンを確定させた。

「どこからきたのかはわからない。しかしこの瞬間に湧き上がったのは強い感情だった」とオジェはMotorsport.comに語った。

「説明するのも難しいし、なぜなのかもわからない。ただこの感情はこれまでのキャリアの中で最も強く感じた」

「もちろん息子が生まれたことも僕の人生の中で特別だった。しかし、未だにこのスポーツからこれほどの感情を抱くことができて、僕はとても幸せだ」

「僕はマルコム(ウイルソン/Mスポーツのチーム代表)やMスポーツとともに達成することができたことを誇りに思っているし、非常に満足している」

「今季の初め、僕たちはこの賭けに乗り、自分たちに挑戦することを課した。僕たちはそれをやり遂げ、成功を収めた」

「Mスポーツのスタッフたちは懸命に働いていたし、僕たちの予算は他のメーカーに比べて少なかった。僕たちが今季で成し遂げた勝利は驚くべきものだ」

最高の勝利を手にしたウイルソン

 Mスポーツは2007年末でフォードがWRCから撤退して以降、プライベーターとして参戦しているが、タイトルを獲得した経験がなかった。

「徐々に実感が湧いてきた。そして私はこれ以上のことはないと理解し始めた。本当だ。これ以上のことはできない」とウイルソン。

「間違いなくこれが私にとって最高潮だ。2006~07年シーズンでタイトル獲得した時のことを振り返ると、ラリー・アイルランドはとても大変なイベントだったことを思い出す」

「マーカス(グロンホルム)がクラッシュし、我々はドライバーズタイトルを獲得することができなかった。しかし、マニファクチャラーズタイトルを獲得することができたため、よかったと思う。しかし今回はどちらも勝利したため、本当に特別なことだ」

「オット(タナク)がフィニッシュラインを通過した時に、マニファクチャラーズタイトルが決定した。次にセブがドライバーズタイトルを獲得し、さらにエルフィン(エバンス)がキャリア初の優勝を飾った」

「これ以上の結果を得られるとは思えない。全てが完璧なラリーだった」

勝利を届けたエバンス

 ウイルソンは、オジェのタイトルが確定するのは最終ステージの最後のランナーであったエバンスにかかっていたため、最終ステージを終えるまで勝利できるかどうか疑っていたことを認めた。

「誰かが"もしエルフィンが完走できなければ?"と言った時、我々は現実に立ち返った」とウイルソン。

「その時、スタッフ全員がチャンピオンとなったセブを祝福していた。しかし実際のところ、セブのタイトルはエルフィンの完走にかかっていた」

「そして突然、私は2009年のポーランドでの出来事を思い起こした。ラストステージでヤリ-マティ(ラトバラ)がクラッシュし、我々の1-2フィニッシュが失われたのだ」

「我々はエルフィンが完走することに全てを賭けた。そして彼は我々の期待に応えてくれたのだ」

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この記事について
シリーズ WRC
イベント名 ラリー・イギリス
ドライバー セバスチャン オジェ
チーム M-スポーツ
記事タイプ 速報ニュース