シトロエン代表のマットン、次期FIAラリー・ディレクターに就任か?
執筆: David Evans
シトロエンのイヴ・マットンはヤルモ・マホネンに代わり、2018年よりFIAのラリー・ディレクターに就任するとみられる。

シトロエンのチーム代表であるイヴ・マットンはヤルモ・マホネンに代わり、2018年よりFIAのラリー・ディレクターに就任するとみられる。
マットン自身はシトロエンを離れるという推測についてコメントすることを避けており、さらにFIAからの公式な声明も現時点ではないが、関係者はFIAがマットンをFIAラリー・ディレクターに任命することを考えていることを認めた。
マホネンは2017年限りでFIAのラリー・ディレクターを辞すことを発表しており、当初FIAはその代役としてフォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクターであるスヴェン・スミーツに白羽の矢を立てていた。スミーツもそれを受け入れていたとみられるが、実際にそれが実現することはなく、現在はワークスとしてのフォルクスワーゲンのモータースポーツ活動の再興に取り掛かっている。
FIAは2018年の初めに後任とマホネンによる引き継ぎを行うことを期待していたが、ここ数カ月は引き継ぎに関する動きは停滞していた。しかし現在FIAはマットンと交渉を行なっており、特にシトロエンとの契約の調整を行なっていると考えられる。
ある情報提供者は次のように語った。
「物事は動いているように思う。ヤルモのような人材を誰かと置き換えることは困難であるが、すぐに新たなニュースが明らかになるはずだ」
さらにシトロエンでのマットンのポジションは、同じPSAグループ傘下にあるプジョーのスポーツディレクターであるブルーノ・ファミンが引き継ぐのではないかという推測がある。
プジョーは、2018年をもってダカールラリーの参戦を最後にすることをすでに発表している。
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シリーズ | WRC |
執筆者 | David Evans |
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