タナク「"オジェの2番手"から脱し、王者を狙う好機をトヨタに求めた」

オット・タナクは6年間在籍したMスポーツを離れて、トヨタに移籍した理由について語った。

 2017年シーズンに2勝し、ドライバーズランキング3位となったオット・タナクは、6年間在籍したMスポーツを離れてトヨタに移籍した理由について語った。

 トヨタのファクトリー体制に惹かれたため移籍したと認めたタナクだが、移籍を決意したもうひとつ理由は、元同僚のセバスチャン・オジェとの間で割かれるリソースに差があったからであると明らかにした。

「僕はチャンピオンを争うことができ、初年度でも良いチャンスを得ることができるチームを探していた。復帰1年目のトヨタはかなりよかったと思うし、これから改善して成長する余地があると感じた。それが移籍をした理由のひとつだ」

「セバスチャンと共に戦ったことはとても良かったし、強力なチームだと思う。でもチームのリソースが限られている中で、僕とセバスチャンのマシンでは割かれる予算の差があった」

「昨年僕はセカンドドライバーだった。きっとこの先も同じことだろう。僕はそれがチャンピオンを狙うための最高の状況とは思えなかった。トヨタへの移籍は僕のためのゲームをするのに必要なものだった」

 トヨタと2年契約を交わしたタナクは、開幕戦モンテカルロに向けて4日間のテストを行い、さらにラリー・スウェーデンに対策するためのスノーテストを2日間行なった。

 彼はトヨタ・ヤリスが初戦で優勝する可能性を十分に秘めたマシンであると考えているが、新しいチームでの初戦であるため注意深くイベントに挑みたいと述べた。

「これまでのマシンとは明らかに違っている。でも僕は今のマシンにネガティブなところはないと思っている。フィエスタもヤリスも良いマシンだ。マシンにあるアイデアが違っていて、彼らは別のやり方でイベントに挑んでいるんだ」

「トヨタがモンテカルロで優勝することができるのは間違いないだろう。でも勝利のためにひたすらプッシュするのは最も賢明なことではないかもしれない」

「僕はヤリスで入賞し、いくつかポイントを獲得したいと思っている。モンテの後にも僕たちが強くプッシュできるイベントはあるはずだ。特にスウェーデンは僕にもマシンにも相性が良いと思う」

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この記事について
シリーズ WRC
ドライバー オット タナク
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース