ローブ、シトロエンとのグラベルテストを決行。「総合的に悪くない」

9度のWRC王者に輝いたセバスチャン・ローブは、先週の水曜日にシトロエンC3・WRCをグラベルでテストした。

 9度のWRC王者に輝いたセバスチャン・ローブは、先週の水曜日にシトロエンC3・WRCをグラベルでテストした。最近シトロエンとローブが頻繁に接触しているため、ローブがWRCに参戦復帰するのではないかと関係者の中で噂されている。

 2015年ラリー・モンテカルロ以来WRCに参戦していないローブは、グラベルテストでポジティブな感触を得たものの、WRC参戦復帰するかどうか未だはっきりとしていないようだ。

 7月にシトロエンC3・WRCをドライブしたローブは、結論を出す前にグラベルでもテストしたいという要望を述べた。それに応えたシトロエンのチーム代表であるイブ・マットンは、グラベルテストを行うまではローブの参戦復帰に関する決定は行わないとした。

 先週の水曜日、高速セクションとテクニカルなセクションの入り混じったドライのグラベルラリーをテストしたローブは、Motorsport.comに対し次のように語った。

「何キロ走ったのかもわからないくらいだった。でも長い距離だった。フィーリングも良かったよ。このマシンをグラベルで試すことができたのは素晴らしかった。WRカーでグラベルを走ったのは5年ぶりのことだ」

 ローブは2012年シーズンに9度目のタイトルを獲得したのを最後にフル参戦を辞め、2013年のアルゼンチンにスポット参戦して以来グラベルを走行していない。

「僕にとってWRカーをグラベルでドライブできるかどうか、さらに適切にドライブすることができるかどうかが問題だった。実際にフィーリングは良かったし、早く要領を掴むことができた。マシンの中で快適さを感じた」

「マシンに乗ることができたこと自体に驚きを感じている。でも僕はこの時代のマシンを他に乗った経験がないから、どのようにこのマシンを比較したらいいのかがわからない」

 それでもローブはシトロエンC3・WRCに対し、いくつかのセクションでリヤのグリップが不足していたことを指摘した。

「くねくねしたセクションだとドライブするのがかなり容易だった。さらに高速セクションではまるでターマックを走っているかのように速かった。つまりこれらのセクションでリヤのグリップを感じようとするのは困難だ」

「しかし、それ以外は良かったと思う。僕たちはグリップを高めるための作業に当たっている。様々な解決策を探っているが、より良いものを見つけることを目指している。全体的に言えば悪くない仕上がりだ」

 今回のテストが将来的に何を意味するのかローブに訊いたところ、彼は「何も決定していない。まずはテストについて考えないとね」と答えた。

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ WRC
ドライバー セバスチャン ローブ
チーム シトロエン・ワールドラリー・チーム
記事タイプ 速報ニュース