2日目でリタイアも8位入賞のラトバラ「ポイント獲得できて良かった」

WRCラリー・メキシコが行われ、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが8位入賞を果たした。

  3月11日に開催されたWRCラリー・メキシコ最終日で、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが8位入賞を果たした。

 SS20ではラトバラがイベント初となるベストタイムを記録。SS21とパワーステージであるSS22ではオット・タナクがベストタイムを記録し、ヤリスWRCは最終日に設定されたすべてのSSでベストタイムを刻んだ。

 ラトバラはイベント2日目でのメカニカルトラブルによるリタイアで大きなタイムペナルティを課せられたが、最終日に約52秒あった前車との差を縮めて8位にポジションアップ。また、パワーステージではタナクと1.3秒差のSS2番手タイムを記録し、4ポイントのボーナス選手権ポイントを獲得した。今回がラリー・メキシコ初挑戦だったラッピは、2日目でのミスによりリタイアとなったが、イベント3日目で再出走し多くの経験を積んだ。

 トヨタのドライバーはTOYOTA GAZOO Racing NEWSに次のようにコメントを寄せた。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
「今朝はとてもフィーリングが良く、クルマに対しても非常に良い感触がありました。最初のステージでは限界まで攻め、ベストタイムを記録することができました。そして、2本目のステージも調子は非常に良かったのですが、続くパワーステージのためにタイヤの状態を少し気にして走りました。そして最終SSのパワーステージでは全開でアタックしました。自分の出走順を考えると、2位というタイムには満足しています。今週末はとても大変でしたが、デイ2でリタイアをしたにも関わらず再出走し、8ポイントを獲得できたことは良かったと思います。全体としてクルマに競争力はあったと思うので、今後は自分自身のパフォーマンスをさらに高めていくつもりです」

オット・タナク(ヤリスWRC #8号車)
「パワーステージでは自分たちにできることをすべてやりました。失うものは何もなかったので、マキシマムポイントである5ポイントを狙って走りました。クルマのパフォーマンスはとても良く、十分な自信を感じていたので、これ以上は無理と思えるほどプッシュしました。優勝を狙っていたのでもちろん総合成績には満足していませんが、シーズンはまだ長く、パフォーマンス自体は良かったので、今後も戦い続けます。今回はヤリスWRCで出場する初めてのグラベルラリーでした。多くのことを学び、そして多くの改善点を発見することができました」

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
「今日はパワーステージに意識を集中していたので、最初の2本のステージではペースノートをチェックし、タイヤの摩耗を抑えるため、敢えてアタックをしませんでした。自分にとって今回のハイライトはデイ3のレオン市街地SSでした。ラリーの事前テストではゴーカート場でも試験を行ない、いくつか新たな発見がありました。そして、昨晩の市街地SSではセカンドベストタイムを記録することができました。以前はあのようなタイプのSSでタイムをロスしていたので、テストの効果はあったと思います。今回得た経験とデータをもとに改善を進め、来年に繋げたいと思います」

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この記事について
シリーズ WRC
記事タイプ 速報ニュース