シトロエン、”クラッシュ過多”のミークに我慢の限界。参戦打ち切りを発表

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シトロエン、”クラッシュ過多”のミークに我慢の限界。参戦打ち切りを発表
執筆: Matt Beer
2018/05/25 8:50

シトロエンは、クリス・ミークのクラッシュの数が多すぎるとして、彼の今季残りのWRC参戦打ち切りを発表した。

Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën World Rally Team Citroën C3 WRC
The car of Kris Meeke, Paul Nagle, Citroën C3 WRC, Citroën World Rally Team
I meccanici Citroen Racing riparano la C3 Plus di Kris Meeke

 シトロエンは、今季残りの世界ラリー選手権(WRC)にクリス・ミークを起用しないと発表。クラッシュの数が極端に多いことがその理由だという。

 先週のラリー・ポルトガルでは、2日目のSS12でまっすぐ森の中に突っ込んでしまい、大クラッシュしてしまったミーク。助けを借りてマシンから脱出したが背中の痛みを訴え、検査のためにヘリで病院に搬送された。なお幸い大事には至らず、すぐに退院している。

 2014年にシトロエンのワークスチームと契約を交わしたミークは、新規定のマシン開発にも携わっていたが、2017年シーズンは大きなクラッシュを繰り返し、一時休養を命じられるなどしてランキング7位に終わった。

 今季は、ラリー・メキシコでの3位が最高位のランキング8位となっていたが、チームの我慢もここまで。早々にシーズンを終える結果となった。

 シトロエンのチーム代表であるピエール・ブダールは、ミークの事故を見たことが、”安全性”を根拠にしたドライバーラインアップの変更決定につながったと語った。

「ドライバーやコドライバーにも影響を及ぼすため簡単な決断ではなかったが、チーム代表として私は安全性を懸念していた」

「結果的に、この決定を予防措置として選択した」

 ミークの離脱を発表したシトロエンの声明では「(ミークは)クラッシュの数が極端に多く、そのうちのいくつかが特に危険だったため、クルーの安全性に重大な影響を及ぼす可能性がある」とされている。また、競技を行う上でミークの参戦を正当化できないとも付け加えている。

 シトロエンは、ミーク離脱後のドライバー起用計画はまだ発表していない。サルディニアで行われる次戦のラリー・イタリア(6月8~10日)には、クレイグ・ブリーンとマッズ・オストベルグの2台で参戦することになるだろう。

 今季、3戦にスポット参戦することが決定している9度のWRC王者セバスチャン・ローブは、10月末のラリー・カタルーニャでの参戦を残している。

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この記事について

シリーズ WRC
ドライバー クリス ミーク , ポール ネーグル
チーム シトロエン・ワールドラリー・チーム
執筆者 Matt Beer
記事タイプ 速報ニュース