WRCアルゼンティーナ:ヌービル連勝でヒュンダイ1-2。トヨタ勢はトラブルの連続

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WRCアルゼンティーナ:ヌービル連勝でヒュンダイ1-2。トヨタ勢はトラブルの連続
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2019/04/29 6:32

WRC第5戦ラリー・アルゼンティーナは、ティエリー・ヌービルが連勝を飾り、ヒュンダイがワンツーとなった。

 WRC第5戦ラリー・アルゼンティーナは、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが48.4秒のリードで連勝を飾った。2位にはアンドレアス・ミケルセンが続き、ヒュンダイがワンツーとなった。

 ランキングトップのヌービルは、ウエットコンディションにより出走順のハンデが解消。ラリー2日目に首位に立つと、ミケルセンに対し45.7秒のリードでラリー最終日に臨んだ。パワーステージとなっている最終SS18を迎えた時点でそのリードは40.2秒まで少なくなっていたが、SS18で3番手タイムをマーク。ボーナスポイント3点を獲得した上で、前戦ツール・ド・コルスからの連勝を飾り、チャンピオンシップにおけるリードを広げた。

 ラリー初日、2日目と好調だったのはトヨタ勢。初日のスーパーSSで首位に立ったオット・タナクは、SS2やSS6、SS7でトップタイムを記録。クリス・ミークもSS6で首位に立つなど、一時はトヨタがトップ3を独占する場面もあった。

 しかしタナクは2日目の最終SS8でドライブシャフトのトラブルで20秒以上のタイムをロス。ミークもトラブルで総合4位まで後退。ヤリ-マティ・ラトバラもパンクに見舞われ、SS8ではスピンしてしまう。

 トヨタ勢のトラブルはその後も続く。タナクは快走を続け、ヌービルとの差を縮めていったが、3日目のSS14でバッテリーの電圧低下でマシンストップ。デイリタイアとなった。

 一方のミークはセバスチャン・オジェ(シトロエン)と激しい表彰台争いを展開。しかしSS11でロードブックの指示とは異なるルートを通過したとして、10秒のタイム加算ペナルティを受けた。それでもSS16、SS17で好走し総合3番手で最終SS18に臨んだが、左フロントタイヤの空気圧が低下。表彰台に届かず総合4位となった。

 ラトバラはパワーステージで2番手タイムをマーク。ボーナスポイント4点を獲得し、総合5位。ラリー2規定で再出走したタナクは、総合8位となった。ライバルに対して速さでは勝っていたものの、トヨタ勢にとってはトラブルに泣く結果となった。

 総合3位となったオジェは、ミークがペナルティを受けた要因となったSS11で躊躇しながらも正しいルートを走行。しかし門柱にヒットし、パワーステアリングにダメージを抱えてしまったことで、1分以上のタイムロスを喫した。しかしトヨタ勢の脱落にも助けられ、パワーステージではトップタイムを記録し、表彰台に上がった。

 次戦は、5月9日(木)から12日(日)にかけて行われるラリー・チリ。ステージの大部分が、森林地帯を走る中高速グラベルで、今年初めてWRCのカレンダーに加わったイベントだ。

→【リザルト】WRC第6戦ラリー・アルゼンチン:総合結果

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この記事について

シリーズ WRC
イベント ラリー・アルゼンティナ
ドライバー ティエリー ヌービル
チーム ヒュンダイ・モータースポーツ
執筆者 Alasdair Lindsay
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