WRCアルゼンチン:タナク、圧倒的な速さを見せトヨタで初優勝!
執筆: David Gruz
オット・タナクは、WRCラリー・アルゼンチンでトヨタに所属して以来初めての優勝を飾った。

今季よりMスポーツからトヨタに移籍したオット・タナクは、トヨタで初勝利、WRCで自身3勝目を挙げた。
2日目から3日目にかけて首位に位置し、連続でSSトップタイムを記録していたタナクは、最終日を2番手に対し46.5秒差つけて迎えた。
最終日に設定された3ステージではトップタイムを記録できなかったものの、ライバルたちに37.7秒差以上をつけて今回のイベントを制した。
ヒュンダイのティエリー・ヌービルは、最終ステージを含む2本のSSでトップタイムを記録し、2位表彰台を獲得した。3位はそのチームメイトであるダニ・ソルドだった。
最終日はMスポーツのセバスチャン・オジェとヒュンダイのアンドレアス・ミケルセンによる4位争いが繰り広げられた。
ミケルセンは最終日のオープニングステージであるSS16でトップタイム、さらにSS17でヌービルから1秒差の2番手タイムを記録。一方のオジェがSS17で12秒の遅れをとったことが痛手となり、結局ミケルセンが4位となった。
Mスポーツのエルフィン・エバンスは6位、それに続いたのはシトロエンのクリス・ミークだった。
トヨタのエサペッカ・ラッピはSS16でパンクを喫したため、順位を落とし、8位で自身初のWRCラリー・アルゼンチンを終えた。
9位はMスポーツのティーム・スニネン、10位はWRC2クラス優勝のポンタス・ティデマンドだった。
WRCラリー・アルゼンチン:最終リザルト
Pos. | Driver | Car | Time/Gap |
1 | ![]() | Toyota | 3h43m28.9s |
2 | ![]() | Hyundai | 37.7s |
3 | ![]() | Hyundai | 1m15.7s |
4 | ![]() | M-Sport Ford | 1m58.6s |
5 | ![]() | Hyundai | 2m02.6s |
6 | ![]() | M-Sport Ford | 3m06.3s |
7 | ![]() | Citroen | 3m25.7s |
8 | ![]() | Toyota | 4m32.6s |
9 | ![]() | M-Sport Ford | 5m38.6s |
10 | ![]() | Skoda | 12m15.8s |
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この記事について
シリーズ | WRC |
イベント | ラリー・アルゼンティーナ |
サブイベント | Day 3 |
ドライバー | オット タナク |
チーム | Toyota Gazoo Racing |
執筆者 | David Gruz |
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