WRCドイツ金曜:トヨタのタナク、ヌービルを僅差で抑え首位
WRC(世界ラリー選手権)第10戦ドイツは金曜日の走行を終え、トヨタのオット・タナクとヒュンダイのティエリー・ヌービルが2.8秒の僅差で首位を争っている。
写真:: McKlein / Motorsport Images
WRC(世界ラリー選手権)第10戦ドイツでは、激戦繰り広げられている。トヨタのオット・タナクとヒュンダイのティエリー・ヌービルが、金曜日の走行を終えた段階で2.8秒差で首位を競い合っているのだ。
この日のオープニングステージで最速だったのはヌービルだった。しかしその後の2ステージでは、タナクが反撃し、トップタイムをマークした。その後はタナクとヌービルがステージごとに首位を入れ替える状態。結局最終的には、タナクが2.8秒のリードを手に、この日の走行を終えた。
シトロエン勢は午前中からアンダーステアに悩まされることになった。セバスチャン・オジェは午後挽回の兆しを見せたが、ステージが進むに連れて、トップ2台との差が拡大していった。そして金曜日最後のステージであるSS7でコーナーをワイドに走ってしまったことによりタイムロス。結局首位タナクから22.1秒遅れの総合3番手となった。
なおオジェの後方にはクリス・ミークとヤリ-マティ・ラトバラのトヨタ勢2台が続いている。
ヒュンダイのダニ・ソルドは4番手でSS6を終えていた。しかし、SS7でギヤボックスのトラブルに見舞われ、トヨタの2台に先行されたばかりか、チームメイトのアンドレアス・ミケルセンらにも抜かれ、総合9番手で2日目を終えた。なお7番手につけているエサペッカ・ラッピ(シトロエン)もスピンを喫したことにより、ポジションを落としている。
ヤリスWRCを駆り今回参戦している勝田貴元は、総合11番手につけている。
順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 合計タイム | 差 | 前車との差 |
---|---|---|---|---|
1 | オット タナク マルティン ジェルペオジャ |
59'12.4 | ||
2 | ティエリー ヌービル ニコラス ジルソウル |
59'15.2 | 2.8 | 2.8 |
3 | セバスチャン オジェ ジュリアン イングラシア |
59'34.5 | 22.1 | 19.3 |
4 | クリス ミーク Sebastian Marshall |
59'38.0 | 25.6 | 3.5 |
5 | ヤリ-マティ ラトバラ ミーカ アンティラ |
59'40.2 | 27.8 | 2.2 |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments