WRCドイツ土曜日:ライバル脱落でトヨタがトップ3独占、勝田貴元は10番手
WRC第10戦ラリー・ドイチェランドの土曜日の走行を終えて、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamがトップ3を独占した。
Ott Tänak, Martin Järveoja, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
Toyota Racing
WRC第10戦ラリー・ドイチェランドは、競技3日目の走行を終えて、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamがトップ3を独占。オット・タナクが32.4秒までリードを広げた。
タナクは、2日目の走行を終えた時点でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)を2.8秒リード。3日目最初のSS8で1.5秒差まで詰められたが、タナクは今回最長のSS13(全長41.17km)でベストタイムを記録した。
一方のヌービルはSS13のステージ序盤で左リヤタイヤをパンク。迅速にタイヤ交換を済ませたが、タナクに比べ1分26秒8をロスした。これでヌービルは総合2番手から7番手まで後退。その後、5番手まで挽回したが、タナクとは1分35秒2の差がついている。
また、2日目を総合3番手で終えていたセバスチャン・オジェ(シトロエン)は、SS12とSS13で振るわず、総合4番手に後退。さらにSS15でパンクに見舞われ、総合8番手まで沈んだ。
総合2番手はトヨタのクリス・ミーク。総合3番手のヤリ-マティ・ラトバラとチームメイト同士で激しく争ったが、9.4秒差でミークが前に立った。
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、ヤリスWRCでWRCに初参戦している勝田貴元は、SS14でタイヤのエア抜けに見舞われたものの、総合10番手で3日目のステージを終えている。
最終日の競技4日目は、SS16〜19の4ステージ。4本のSSの合計距離は79.50kmとなっている。
【リザルト】WRC第10戦ラリー・ドイチェランド:総合順位(SS15終了時点)
順位 | ドライバー/コ・ドライバー | 合計タイム | 差 | 前車との差 |
---|---|---|---|---|
1 | オット タナク マルティン ジェルペオジャ |
2:27'21.9 | ||
2 | クリス ミーク Sebastian Marshall |
2:27'54.3 | 32.4 | 32.4 |
3 | ヤリ-マティ ラトバラ ミーカ アンティラ |
2:28'03.7 | 41.8 | 9.4 |
4 | ダニ ソルド Carlos del Barrio |
2:28'32.7 | 1'10.8 | 29.0 |
5 | ティエリー ヌービル ニコラス ジルソウル |
2:28'57.1 | 1'35.2 | 24.4 |
6 | アンドレアス ミケルセン Anders Jäger |
2:28'59.2 | 1'37.3 | 2.1 |
7 | エサペッカ ラッピ ヤンネ フェルム |
2:29'05.0 | 1'43.1 | 5.8 |
8 | セバスチャン オジェ ジュリアン イングラシア |
2:29'31.6 | 2'09.7 | 26.6 |
9 | Gus Greensmith Elliott Edmondson |
2:33'24.5 | 6'02.6 | 3'52.9 |
10 | Takamoto Katsuta ダニエル バリット |
2:34'19.3 | 6'57.4 | 54.8 |
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