ローブのヒュンダイ入りが決定。2年契約が発表
9回のWRC王者であるセバスチャン・ローブがヒュンダイと2年契約を締結。来季はダニ・ソルドとサードカーをシェアすることが決まった。
写真:: Citroën Communication
9回にわたってWRC王者に輝いた経験を持つセバスチャン・ローブが、ヒュンダイと2年契約を交わしたことが発表された。これによりローブは、シトロエン/プジョーグループとの長い関係に終止符を打つことになった。
2018年のWRC第12戦ラリー・カタルーニャで5年半ぶりの勝利を挙げたローブ。その来季の去就に注目が集まっていたが、ヒュンダイ入りすることが明らかになった。ローブはダニ・ソルドと3台目のマシンをシェアすることになっており、契約は2020年までの2年間である。
ヒュンダイはティエリー・ヌービルとアンドレアス・ミケルセンが来季フル参戦させる。ソルドは、ローブが欠場する8レースに参戦する見込みだ。
なおヒュンダイは当初、来月行われるラリー・モンテカルロで、ヌーヴィル、ミケルセン、ソルドを走らせると主張していたが、最終的にはソルドの代わりにローブが走るようだ。ローブはその後、ラリー・スウェーデンも走ることになり、ソルドの来季初戦は3月のメキシコになりそうだ。
ローブは2018年に3戦にわたってWRCに復帰。前述の通り、カタルーニャで勝利を収めた。これにより「WRCの最前線で競争を続けるという望みが再燃した」とローブは語っている。
「ヒュンダイに加入することで、フレッシュな挑戦だ。これを始めるのが待ちきれない。私はチームのアプローチと、成功への決意に感銘を受けた」
「彼らは今シーズン、タイトル争いの中でしっかりとしたものを示した。そして私は、ティエリーやアンドレアス、ダニらと共に、ヒュンダイに多くのことをもたらすことができると感じている」
「ヒュンダイのi20クーペWRCは、ラリーの勝つ能力があることを実証している。そしてそのクルーとして、そこにはまだ可能性があることが分かっている。だから、2019年はエキサイティングなシーズンになるだろう」
チーム代表のミシェル・ナンダンもローブの加入についてコメント。「ヒュンダイにとってとても重要なことだ」と語った。
「2年契約に同意できたことを、大変嬉しく思っている」
ナンダンはローブについてそう語った。
「我々の目標は、WRCのタイトルを獲得することだ。我々はそれを達成するためのパッケージを用意した。2019年のラインアップは、その野望を反映したものだ」
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