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レグ・レポート

WRCイタリア:ソルド優勝でヒュンダイ1-2。トヨタ勢最上位はオジェの3位

WRC第6戦ラリー・イタリアが行なわれ、ヒュンダイのダニ・ソルドが優勝した。トヨタ勢はセバスチャン・オジェの3位が最上位だった。

Dani Sordo, Carlos Del Barrio, Hyundai Motorsport Hyundai i20 Coupe WRC

写真:: McKlein / Motorsport Images

 WRC(世界ラリー選手権)第6戦ラリー・イタリアが行なわれた。優勝したのはダニ・ソルド(ヒュンダイ)で、今季初優勝。ティエリー・ヌービルも2位に入り、ヒュンダイのワンツーフィニッシュとなった。

 3日間合計16のSS(スペシャルステージ)で争われた今回のラリー・イタリア。セバスチャン・ローブ、クレイグ・ブリーンとヒュンダイの3台目をシェアしているソルドは、このラリー・イタリアが今季2度目の出場となったが、初日から好走を見せ、2番手のセバスチャン・オジェ(トヨタ)以下に27.4秒もの大差をつけて最終日に突入した。

 しかし最終日最初のステージとなったSS13で、オジェは8分35秒5というタイムでトップ通過。そのオジェを僅差で追うヌービルも8分35秒7という好タイムを記録し、共にソルドとのタイム差を12秒前後縮めることに成功した。

 SS14はヌービル、SS15はオジェがトップとなり、迎えた最終パワーステージ。この時点でオジェに対して9.2秒、ヌービルに対して10.9秒のマージンを築いていたソルドは、オット・タナク(ヒュンダイ)から6.5秒遅れの4分52秒2というタイムでパワーステージをまとめ上げ、今季初優勝を飾った。ヌービルはオジェとの僅差の戦いを制したが、総合タイムでソルドに5.1秒及ばなかった。

 3位にはオジェ、4位にはポイントリーダーのエルフィン・エバンス(トヨタ)が入った。初日好調だったティーム・スニネン(Mスポーツ)は最終的に5位。タナクは初日に起こった原因不明のトラブルが響き6位に終わったが、パワーステージを制したことでボーナスの5点を獲得。タイトル争いになんとか踏みとどまった。

 勝田貴元はトヨタから今季4度目の出走を果たしたが、SS4でコースアウト、SS14ではクラッシュを喫するなど苦しい週末となり、結果的にリタイアとなった。

 先日、12月のラリー・モンツァ開催が決定したことで、2020年のWRCは11月のラリー・ベルギーを含めて残り2戦となった。現在はポイントリーダーのエバンス(111点)をオジェ(97点)が14点差で追っている状況。3番手にはヌービル(87点)、4番手にはタナク(83点)が続いており、数字上は5番手のカッレ・ロバンペラ(トヨタ/70点)までタイトルの可能性が残されている。

 一方マニュファクチャラーズ選手権は、今回ワンツーのヒュンダイが首位に浮上。トヨタがそれを7点差で追いかける形となった。

 

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順位 ドライバー/コ・ドライバー 合計タイム 前車との差 ポイント
1 Spain ダニ ソルド
Spain Carlos del Barrio
2:41'37.500     25
2 Belgium ティエリー ヌービル
Belgium ニコラス ジルソウル
2:41'42.600 5.100 5.100 18
3 France セバスチャン オジェ
France ジュリアン イングラシア
2:41'43.600 6.100 1.000 15
4 United Kingdom エルフィン エバンス
United Kingdom スコット マーティン
2:42'39.800 1'02.300 56.200 12
5 Finland ティーム スニネン
Finland Jarmo Lehtinen
2:43'11.400 1'33.900 31.600 10
6 Estonia オット タナク
Estonia マルティン ジェルペオジャ
2:44'05.000 2'27.500 53.600 8

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