WRCモンテカルロ7位完走の勝田貴元、WRカーの経験積み「大きく成長できた」
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムのドライバーである勝田貴元は、WRC開幕戦ラリー・モンテカルロに出場。総合7位を獲得すると、彼は大きく成長できたと述べた。
Takamoto Katsuta, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
Toyota Racing
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムのドライバーである勝田貴元は、世界ラリー選手権(WRC)の開幕戦ラリー・モンテカルロに出場。ヤリスWRCを駆って完走を果たし、自己最高位となる総合7位を記録した。
勝田がラリー・モンテカルロに挑むのは今年で2度目。昨年のモンテカルロにも出場していたが、WRカーでの走行は初めてなこともあり、注意深い走りでコースを駆け抜けた。
モンテカルロは難度の高いステージとして知られているが、勝田は競技3日目にスリップを喫してタイムロスするなど、その洗礼を受けた。しかし以降は良いペースを刻み、最終日も無事完走を果たした。
勝田はモンテカルロを終えて、Racingラリーチャレンジプログラムのリリースに次のようにコメントを寄せた。
「多くの経験を積みながら、このラリーを完走できたことに満足しています。木曜日にラリーをスタートした時から比べると、大きく成長できたのではないかと思います」
「異なる路面コンディションや、違う種類のタイヤを履いた時に、どのようにドライブするべきか十分に学びましたし、クルマに対する理解もさらに深まりました。土曜日の朝の路面コンディションは非常に難しく、ミスをしてしまいましたが、その後気持ちを切り替えることができ、良いフィーリングを掴めました。自分がラリー終盤に刻んだタイムは、過去に何度も同じステージを走行した経験を持つ他のドライバーと比べても、良かったと思います」
「コ・ドライバーのダン、グラベルクルーを務めてくれたユホとクレイグ、そしてチーム全員に感謝します。みんな、本当に素晴らしい仕事をしてくれました」
勝田は今シーズンのWRCに計8戦出場することが決定している。彼が向かう次の舞台は、2月13〜16日にかけて行なわれるラリー・スウェーデン。2018年にWRC2で勝利を挙げた地であることからも、勝田には期待のかかる1戦となりそうだ。
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