母国優勝も射程圏だった矢先……勝田貴元、WRCラリージャパンSS11のアクシデントで大きく後退。インタビューでも言葉なし
勝田貴元はラリージャパンSS11でのアクシデントにより、優勝戦線から脱落することとなった。
写真:: TOYOTA GAZOO Racing
WRC(世界ラリー選手権)第13戦ラリージャパンは大会3日目を迎える中、総合優勝争いを繰り広げてきたトヨタの勝田貴元は、SS11でのアクシデントで大きく後退してしまった。
金曜日のSS7を終えた時点で、チームメイトのセバスチャン・オジェと7.9秒差の2番手につけていた勝田。土曜日に入り、同じくトヨタのエルフィン・エバンスに2番手の座を譲ったものの、首位オジェとの差は縮まっており、SS10を終えた段階ではオジェと5.2秒差、エバンスと3.2秒差の3番手だった。これまでWRCでは2位が最高位の勝田にとって、悲願の初優勝を母国で成し遂げられるチャンスと言えた。
しかし、SS10と同じく岐阜県恵那市の笠置山を駆け抜ける21.74kmのSS11にて、勝田はウォータータンクバリケードにクラッシュしてしまった。中継映像では右フロントが壊れたマシンで走行を続ける勝田のマシンが映し出されていたが、ステアリング・足回りに異常があるのか、苦痛に顔を歪めながらハンドルを切っている様子だった。
ステージ終了直後のインタビューで、何が起きたのかと尋ねられた勝田に返答はなし。その目は潤んでいるようにも見えた。
勝田は後続のオジェに道を譲るためか、路肩に一時停車する場面もあり、ステージを通して約4分強をロス。これで総合順位は7番手まで転落してしまった。
なお、勝田は修復作業の後にラリーを続行しており、SS12をトップと1分23秒遅れで走破した。
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